いつかはあの頂に

還暦過ぎて少し焦っている老クライマーです。いつかは昔のようにアルパインクライミングへの復帰ができたらいいねえ。

田代山と廃遊歩道

2021-11-29 | 中濃の山
加茂郡白川町の田代山に行ってきました。
田代山は山頂の南側の田代高原から巡視路を利用して簡単に周回できるのですがfloat cloudさんが面白いコース取りをされていたのでトレースさせていただきました


駐車場から左手に田代山。右の尾根尻から登ります。


最初は薄暗い竹藪まじりの斜面を適当に登ります。


すぐにしっかりしたトレイルが現れました。


どおりで最初のピークには電波塔が設置されていました。


電波塔から先も薄い踏み跡はついていました。


地形図通り尾根は全体に痩せ尾根となっています。




標石のある岩場テラス。 ここで一休み。 


岩場テラスからすぐにキレットがあります。 キレットのギャップの向こうの岩にも標石が見えます。


キレットを振り返る。 ギャップには右側から巻き降りました。


まだ岩場は続きます。


411Pに近づくと尾根は穏やかになります。


この辺りはまったりと歩きました。


地形図にある林道に出ました。


この辺りは一般登山道に合流したのか赤リボンが点在します。


山頂は植林に囲まれて眺望かなわずでした。 今日は北風が寒いです。


下山路は最初から方向間違いで途中も下りやすい場所を適当に下ってしまって結局大きく2回もトラバースする羽目となりました。


最後に下ってきた沢を見上げる。 ガラガラの浮き石が多い歩きにくい沢でした。


飛騨川沿いの道路に降り立ちました。 ここから道の駅美濃白川の横を通り41号に出ます。 そして七曲橋の手前の線路わきに本日2番目の目的地があります。


案内も何もない知らなければまったくわからない遊歩道入り口。 このボサを進みます。 


まだ道ははっきりわかりますが。


途中藪漕ぎもあります。


白いポールが出てきました。




壊れた橋げた。 慎重に進みます。


もう再整備されることはないんでしょうね。 
最後にまた藪漕ぎが少しあって駐車場まで戻りました。


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ジョウガ洞から大石

2021-11-22 | 中濃の山
郡上明宝村の奥長尾にある嫦娥洞(ジョウガ洞)から大石を回ってきました。
鈴鹿には石灰岩ゴルジュで有名な滝洞谷がありますが奥美濃でもないかなと探していたら下記のサイトを見つけました。
郡上ジオ ジョウガ洞 http://gujo.com/spot/geosite.html

奥長尾の集落の少し先の白山神社に駐車しました。


集落の道路のすぐ横で猪之助が箱罠の中で暴れていました。 箱罠あっちこっちで見ますが罠にかかった動物を見たのは初めてです。
正月の御馳走になるのかな?


集落からジョウガ洞に進みます。


2番目の大きな堰堤。 左岸につけられた巻き道を登ります。


ここからゴルジュの始まり。


ストックを仕舞う山ちゃん。


ハシゴが朽ち落ちた滝は立てかけられた倒木を使って登ります。








小滝の先の頭上に大きな石のブリッジの下を過ぎて最後かと思われる滝にぶつかります。無理せず少し戻って左岸を登り巻き道に合流。


ゴルジュが終わると倒木帯。


落ち葉の詰まった明るい谷間のこういう風景が好きです。








最後の二股を過ぎて尾根に上がりました。


大石の山頂でしょうか。


残念ながら左手は植林です。


点名大石に到着。


山頂からは南に落ちる尾根を下ります。


足に易しいフカフカの落ち葉の道。





途中から溝型の作業道になります。ここもフカフカ。

ジョウガ洞は落ち葉と倒木を綺麗にして滝にロープでも設置して整備すると子供が喜ぶ(大人も喜ぶ)ミニ観光地になるのになあと思いました。







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コカシ洞(見舞谷から)

2021-11-18 | 岐阜、西濃の山
武儀川支流の見舞谷からコカシ洞を周回してきました。


稚児の森公園に駐車しました。 昼近い11時半に出発。


こんな桜あったんですね。知らなかった。




見舞谷沿いの林道に入ります。


舗装路から未舗装林道に変わります。林道終点から沢沿いに作業道が続いてました。


沢装備じゃないので水の中は歩きたくないなあ。


この辺りの河原は伏流しています。


この橋はなんか滑りそうで怖かったので沢を飛び石で渡渉しました。














この先の最後の二股でどちらに行こうか迷ったのですが、今日はチェーンアイゼンも持ってないし安全策を取って真ん中の尾根を稜線まで上がることにしました。


ひと汗かいて稜線の縦走路?に到着。


途中稜線に平行に走る林道に出ました。が登山道と離れていきそうなので少し進んだところでまた稜線に上がりました。


コカシ洞に近づくに従い次第に色づく景色。














コカシ洞山頂。 ここで遅い昼食。 


西側の鉄塔ピークに移動します。


この鉄塔は見晴らしが素晴らしい。


鉄塔からは奥谷に向かって北に落ちる稜線を進みました。


この稜線も素晴らしい。 コカシハイウェイ!


工事中の林道に出ました。地形図の林道はだいぶ先に進んでますね。


未踏の点名奥谷が見えます。当初立ち寄るつもりでしたがどうしても5時まで帰宅しなければいけません。林道から往復30分もあれば行けると思いますが本日はあきらめました。
車までランして速攻帰宅しましたが結局5時にはちょっと間に合いませんでした。

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古城山(北尾根と城ヶ洞)

2021-11-12 | 岐阜、西濃の山
山県市の古城山へ行ってきました。


はじかみ林道登山口からスタートです。 平日でも結構駐車されてます。


山頂に建つミニ天守閣。


金鶏山という山名が正しいようです。
さて本日の目的はこの先の北尾根。 人気の古城山ですがこの先には皆さんあまり入らないみたい。


大桑城庭園。 そう言われればちょっと庭園風か。


登山道ではないけれどしっかり踏まれています。


普通の人は特に気にならないと思うのですが。 その昔城主土岐氏が座ったのかもしれない。


桜の木がチャートの中から生えてます。




北城戸跡。 ここが大桑城の北の端?


急斜面はご丁寧にロープも設置されています。 これだけ整備されていれば公式に登山道として案内すればいいのに。


360Pの佇まい。


振り返れば古城山。




大赤松の巨木。


尾根を下りきって傾斜が平坦地に近くなると足元は湿原のようなぐちゃぐちゃな状態になります。 この辺りが本日一番の難所かな。


沢筋を下降しミニゴルジュ風の先に滝がありました。 右から巻いて降り立ちます。


城ヶ洞の出合いに到着。


ここから城ヶ洞に沿って山頂方向に林道が走っています。


地形図では林道の先は破線になって途中で消えていますが。


沢に沿って踏み跡が続いているので迷うことなく登って行けます。


稜線近くの雰囲気。 稜線手前は曲輪の段差がある地形となって最後は山頂手前に飛び出しました。 現在は曲輪の周辺は調査中につき進入禁止になってました。(知らなかった) 最近どこへ行っても進入禁止に引っかかるなあ。



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天狗森山、橋ヶ谷山

2021-11-09 | 東濃の山
恵那の天狗森山と橋ヶ谷山に登ってきました。


阿木恵那林道を進むとガーン! 風神神社より2キロほど手前で車両進入禁止のゲートありました。


紅葉を楽しみながら林道をトボトボ歩きます。 ここで一台の車両が私を抜いていきましたが。工事関係者かな?


道路横には点々と千手観音の石仏が安置されています。


かなり朽ちた風神神社ですが昔は参拝客も多かったのでしょう。
本当はここまで車で乗り入れするつもりだったのですが。


対岸の山は綺麗に色づいています。




いったいどこが工事中なのでしょうか?


ここまで林道を6キロちょっと歩き林道から外れて登山道は狸沢に入ります。この辺はちょっとわかりづらかったです。


植林の間を登って行きます。


コル手前の雰囲気。 なにか廃林道の様相ですが。


稜線に上がったらまずは橋ヶ谷山に向かいます。




小さな切り開きの橋ヶ谷山山頂。ここで軽く昼食を取りました。


山頂から東に前山がドーンと構えています。


山頂からいったんコルまで下降し反対側の天狗森山に移動します。 足に易しい落ち葉の道です。


天狗森山山頂の反射板が見えてきました。


天狗森山山頂にはここから下山するとき国有林を通らないようにとの注意書きがありました。そういえば途中の林道に天狗森山に登るのにこのルートを通らないようにとの注意看板がありました。つまり登ってきたルートは通行してはいけない国有林なのか?
よくわからないので山頂から風神神社まで尾根通しに下山することにしました。


下山路は一部頭より高い笹藪も。そういえば山頂近くに天狗森の池というのがあるはずなのですがすっかり寄るのを忘れてしましました。


踏み跡と赤リボンが続いていますからそれなりに人が通っているようです。 林道歩きよりずっとお勧めのコースです。


笹藪も1200m以下になると腰より低くなってずっと見通しが良くなります。
最後は急な尾根を下って風神神社の前にドンピシャで降り立ちました。
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