いつかはあの頂に

還暦過ぎて少し焦っている老クライマーです。いつかは昔のようにアルパインクライミングへの復帰ができたらいいねえ。

蕪山

2014-04-22 | 中濃の山
朝カミさんがサクラ見物で根尾方面は道路が混むよとめずらしく助言してくれたので,直に板取方面の蕪山に行ってきました。

板取川を遡って21世紀の森公園に向かいます。

公園の駐車場にはすでに数台の車が駐車しています。

最近はどこでもまず一番乗りなんですが、今日は出発が少し遅れたからかもしれません。


ここは株杉が有名で一見の価値があります。

コースは株杉コースと野鳥観察コースがありますが登りは株杉コースをとりました。

最初は石階段が続きますが、やがて落ち葉のクッションの効いた坂道になります。

左手に滝のかかった沢を見ながら登ります。

小さな沢を渡ったところでUターンするように少し下ると野鳥観察コースと合流し、山頂への登山道が続きます。

が、滝場歩きを期待してUターン場所でそのまま沢筋を詰めあがることにしました。

沢筋はほとんど落ち葉に埋められて時折小さな岩場が出てくるぐらいでさほど変化にとんだコースではありませんでした。

急な斜面だと落ちないようにアイスハンマーかなにかの手がかりがほしくなりますが、なんとかブッシュをつかんで最後の詰めまで登りました。


沢筋の最後の急斜面

上部の稜線付近まで上がると、さて実際の登山道は右側か左側かわかりません。

とりあえず立木に落ちていた枯木を立てかけて最悪の場合の目印にしておいてルートを探していると、人の声が左側に聞こえました。

どうやら登山道は左の方にあるようです。

しばらく林の中を進むと木立の間に数名の登山者が歩いているのが見えました。

登山道に向かってブッシュの中を歩いていると別の単独行の人からこいつどこ歩いているの?というような奇異な目で見られました。

そこからは登山道を40分ほどで山頂でした。


山頂は広く伐採されていて広々としています。

そして本日も青天の中遠くの山々が見渡せます。

白山行きたいなあ

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西台山

2014-04-18 | 岐阜、西濃の山
前から気になっていた西台山へ行ってきました。

谷汲の横倉から根尾の水鳥の間を舗装された林道が通っています。その中間地点に乗り越し峠がありそこから西台山、タンポへの登山道があります。

まずは谷汲の横倉から林道を車で上がります。

道路は舗装されているものの山側からの落石がいたるところに落ちており、と言っても大きな岩はありません。

で、油断していたんですね。

かなり高度を上げて乗り越し峠まであと3キロぐらいの地点でしょうか。

カーブを曲がった先に落ちていた岩を、よそ見していたのか、大きさを見誤ったのか、よく覚えていませんが車で乗り上げてしまいました。

その岩の大きさは車の最低地上高とほぼ同じぐらいでガッ!ガッ!ガッ!とボディー下から衝撃があり後方に抜けて行きました。

車の足回りは問題なさそうでしたが、排気管かマフラーに穴でも開いたのでしょう。爆音をまき散らしています。

ああ!やってしまいました。


気分は滅入りましたが、せっかくここまで来たんだし、なんとか乗り越し峠まで行くことにしました。

峠に到着してから駐車場で車の下回りを覗き込みましたが、特にオイル、ガソリン漏れはなさそうだし瀑音と振動だけなので西台山には登ることにしました。


峠は東屋もあり広々しています。

そして今日も峠には私だけのようです。


西台山への道は自然林に囲まれて気持ちのいい道です。ただし赤テープの数が多すぎです。


途中のコルにあったヌタ場

峠はすでに750mほどありますので西台山までの高度差はそれほどありません。

50分ほどで山頂に到着しました。


本当は西台山からタンポまで足を延ばす予定だったんですが、どうも事故のせいか気持ちが乗りません。

こんな時は無理に歩いても楽しくありません。

しかたありませんね。

早めに帰ってディーラーに車を見てもらいに行こう。

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舟伏山

2014-04-17 | 岐阜、西濃の山
神崎川の遡って船伏山登山口の大きな看板のある夏坂林道に入り、さらに進むと大きな駐車場のあるあいの森に到着。

本日も一番乗りです。駐車場には先客はいません。

西ルートと東ルートがあるが駐車場のすぐ横から登れる東ルートを選びました。

杉林の中いきなり急登が続きます。

この山も山ヒルが多いようですがこの時期はまだ大丈夫。

なんでも山ヒルは鈴鹿山脈なども多いのですが石灰岩系の山に多いそうです。

歩いていて楽しい痩せた尾根のようなところもあります。


いったいなんのおまじない?


桜峠で一服。

雪は900m付近から少しずつ現れました。

途中から小雪が舞い散るようになりましたが、歩いていると暑くも寒くもないぐらいでちょうど良い感じです。

山頂付近は緩やかで今日も誰も歩いていない雪を踏めてラッキーです。

山頂の三角点回りは大きく開けていて見晴もGOOD。


早めの昼食をとった後、西ルートを取って下山しました。

山頂から西方向に向かって小舟伏に進みます。

小舟伏を越えたあたりから下るルートがあるのですが、見落としてしまいました。

しばらく踏み跡を進んで急な下りに差し掛かったとき、さすがに道を間違ったなと気づき引き返そうかと思ったら下から4,5名の集団が登ってきます。

えっ?この道で会ってるの? ハイキング道にしてはかなり荒れている気がするけれど。

とりあえず登ってくる集団がいるので、そのまま下って行きました。

その集団の近くまで下ると先頭の年配のリーダーらしき人が、「こんなめずらしいところで人とあったわ」とおっしゃたので、間違いなくこの道は西ルートではなくバリエーションルートであると確信しました。

聞けばこのルートは根尾村の方につながっているとか。

やはりルートを外していたか。

そこからは集団の最後尾についていき再び小舟伏の手前まで登り返しました。

正規の西ルートの降り口は今度はすぐにわかりました。

集団に分れを告げて今度は単調な西ルートを下りました。

最後は渓流沿いの道が駐車場の少し下に繋がります。
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本巣祐向山

2014-04-15 | 岐阜、西濃の山
我が家は大平山のすぐ東側の麓に位置し、自宅から歩いて2分のところにあるサクラ児童公園から大平山への登り口があります。と言っても登山道ではなく中電の作業道です。


公園入口の横から山に分け入る道がありますが、不明瞭です。

適当に120mほど木々の間を縫うように登っていくと大平山と祐向山をつなぐ縦走路に出ます。


この道はいつできたのだろう?

子供たちが小学生だったころ自然観察の場として父兄が何度か登山道整備に駆り出された記憶がありますが、その当時はこんな縦走路なんてなかったです。

その縦走路から大平山に登るには少し南下しなければなりませんが、本日はパスして祐向山のある北へ向かいます。

稜線はそれほど見晴らしが良いわけではありませんが、たまに木立の間から見える風景はすべて近隣のなじみのある建物や景色ばかりですが上から見下ろすとまた興味深いです。


祐向山には自宅から1時間で到着しました。

そこからは文殊の森へとつながってます。

文殊の森までは誰とも会いませんでしたが、さすがにこの公園では数名のハイカーとすれ違いました。

来た道を戻ろうか迷いましたが、文殊の森の入口まで下ってそのまま大平山を南からぐるりと回りこむように歩いて帰る道を取りました。

左手の山の稜線が本日歩いて来た縦走路になります。

昔マラソンをやってた頃は自宅から文殊の森までよく走ってきたもんですが。

すっかり春の兆しのなか子供たちが通っていた小学校、中学校の横を散歩気分で歩いて帰りました。

ところで途中に歯痛を治すという白髭神社と言うのがありました。こんなところ全然知らんかったです。
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