いつかはあの頂に

還暦過ぎて少し焦っている老クライマーです。いつかは昔のようにアルパインクライミングへの復帰ができたらいいねえ。

REI

2014-05-17 | 日記
TSAにトランクのカギを壊されたので、とりあえずショッピングセンターでTSA対応のラゲージストラップを購入。


ところがさすがMADE IN CHINA, ロックができんじゃねえ。不良品じゃん。

交換しに行くのも邪魔くさいので、手持ちの工具でばらして内部の引っかかりを修理した。

って簡単に書いたけどばらすとき、中の細かい部品をバッって床にばらまいたりして、ロックの構造を理解したりしながら組み直ししたので2時間もかかってしまった。

TSAの所為でなんで俺がこんな苦労せんといかんのでしょうね。


せっかくUSAに来たので午後から有名なアウトドアショップのREIへ連れて行ってもらった。


まあBIKE用品を除けば日本の好日山荘あたりと規模、品ぞろえはかわんないです。

いや岐阜の好日の方が多いかな?

ここアトランタじゃ周りにあまり山とかないからかもしれませんが。

特別ほしい物もないんですが、でもせっかくなんでなんか買って帰ろうかと選んだのが


メトリウスのロックリング。

日本より2割ぐらい安かったです。

さて我が家のどこにぶら下げようかなあ。






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南アルプス仙丈ヶ岳

2014-05-10 | 登山
GWどこへ行こうかと思いを巡らす前に、どうやって山行の許可をカミさんから取り付けるかが悩みの種です。なぜなら結婚記念日がGWの最中なもんで。

結婚記念日を外せば簡単な話ですが、天気を優先したりして、その他の用事もあったりでいつも大事な日にひとり山へ行ってます。
まあこの代償はいつも後から高くつくのですが。


仙流荘前の駐車場から鋸岳が望めます。

GWから南アルプススーパー林道は高遠の仙流荘から歌宿までバスが出ています。

歌宿のバス亭です。

ところでバスの運転手さんに聞いたのですが、この時期ここ戸台川あたりでは虫取りに多くの人が集まってきます。それも昆虫採集の親子連れといったほほえましい雰囲気ではなく、そのいでたちはお前ら素人じゃねえなあ、という雰囲気の人たちです。


この虫御存じでしょうか?

辻何とかさんが発見したツジヒゲナガコバネカミキリムシというらしいのですが、数年前までは希少種で一頭(虫屋の間では一匹ではなく一頭というらしい)なんでも50万円ぐらいしたらしいのです!

が、最近は結構採取できるらしく一頭5000円ぐらいまで値下がりしているらしい。

それでも5000円か! この小指の先ほどのチャバネゴキブリに髭をつけたような小汚い虫がですぞ!

山なんか登ってる場合じゃないな(笑)

まあどこかの大金持ちの社長も虫集めが高じてその筋のプロに世界中から虫を集めさせて、注ぎ込んだお金が40億円とも言われていましたが。

こんな虫に夢中になるそんな世界もあるんですねえ。


歌宿から北沢峠までは左手に鋸岳を見ながら片道6.5キロほどの舗装された林道歩きです。1時間半で北沢峠に到着。


北沢峠にはまだ雪が残ってます。

本日はその先の駒仙小屋(現在は長衛荘)前のテント場でお泊りです。


消費税が8%に上がるのを口実に好日山荘でUP直前に買ったアライのテント。

テント場は半分ぐらいは雪が解けていました。地面の出ているところを選んで設営しました。

翌日は3時45分起床、4時50分に出発しました。

この時期はテント場から雪道です。


登り始めて30分もすると太陽は山に隠れて見えませんが、一気に明るくなりました。

途中一ヶ所細い雪稜を登るところがありますが、左右に立木があるので安心です。

森林限界を超えればすぐ小仙丈岳です。

小仙丈の直前が急登の雪面になります。 天気が良いので気持ちがいいのですが、なんせエライ。

このあたりから若い登山者には抜かれだしました。

どうぞ、どうぞ、お先に行ってください。


小仙丈から本峰までの間はナイフリッジ(と言うほどでもないですが)みたいな雪稜がときどき現れます。

回りの景色をよそ見しながら歩くと危ないので、山頂までは慎重に登ります。


やっと着いた山頂です。


今度は北岳行きたいなあ。

さあ一気に下ってテント撤収して本日中に下山です。


帰りの稜線上にライチョウがいました。(中央にいるんですが見えますか?)
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花房山

2014-05-07 | 岐阜、西濃の山
GW前の足慣らしで1000mぐらいは標高差のある山に行こうと揖斐にある花房山を選びました。

藤橋城のある東杉原の登山口から登ります。藤橋城は博物館になっているそうです。


この冬時間切れで山頂手前で引き返した小津権現山に行ったとき、花房山へは小津権現山から縦走してもいいなあと思ていたのですが、WEBで検索していると東杉原からの登山道が面白そうなので今回はここから往復としました。

登山口の駐車場は誰もいません。今日も一番乗りです。

初っ端から急登ですが落ち葉のクッションが効いていて歩きやすい登山道です。

2か所ほど青いビニールで覆われた簡易トイレが設置されていました。

途中大きなイチイの木があります。

706mのピークを過ぎて一旦少し下ってからヤセ尾根になって変化が楽しめます。


少し岩場が出てきたりしますが危険な感じはしません。しかし尾根上の立木がもし一本も生えてなかったら結構怖いかも。

ヤセ尾根が終わるとまたしばらく急登になります。

足元ばかりをみて歩いていたところで回りがパッと明るくなって気づくと行き成り西峰でした。

山頂まであと少しですが、ここも見晴らしがよく徳山ダム湖もはっきり見えます。


西峰から山頂までは笹の茂る道ですが、足元はしっかり刈られているので歩きやすいです。


そして山頂は360度の展望が開けていました。
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近所の里山探検

2014-05-02 | 岐阜、西濃の山
午前中は野暮用で潰れてしまったので午後から自宅近くの里山に探検に行ってきました。


特にハイキングコースでもなくあまり人が通らない里山ですから2万5千分の一地図上でも山名がありません。(地元の人にでも聞けば分かるのかもしれませんが)

それでも高圧線が稜線上に設置されているので踏み跡ぐらいはあるでしょう。

岐阜北刑務所横に宇田坂トンネルがありますが、トンネルができる前に使用されていた旧道途中から山中に入りました。

藪を避けるため水の流れていない用水路の中を歩いて行き止まりの堰堤の手前を左に上がると荒れた古い林道のような道にでました。

林道はすぐ行き止まりになったので、適当なところをブッシュを頼りに稜線に向かって登って行くと巡視路?らしき道に出ました。


割としっかりした道ですがところどころで藪に消えたりで道を外したりします。 あまり歩かれてはいないようです。


ハイキングコースより自然に近い路ですからワクワクします。

途中こんな山にも三角点が現れました。横に宇田225.3と標高の書かれた看板があります。


そこから秋沢(と言っても地元の人しかわからないか)まで稜線づたいに歩いて行きました。

2時間ほどの里山探検でした。

今日は鉈がわりに大昔買って使っていなかった出刃包丁を持ち出して枝掃いに使ってみましたが、刃先が鉈より鋭利なので鋸のような刃欠けが起こってしまいました。鉈代わりなら刃先を少し鈍角に砥直ししないといけませんね。
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