いつかはあの頂に

還暦過ぎて少し焦っている老クライマーです。いつかは昔のようにアルパインクライミングへの復帰ができたらいいねえ。

南アルプス甲斐駒ケ岳

2013-09-16 | 登山
甲斐駒ヶ岳には冬に3度ほど来た記憶があります。

黄蓮谷を登りに来たとき(確かひどい風邪をひいて途中でギブした記憶があります)と、戸台川本谷を詰めて赤石沢奥壁に継続したとき、そして奥駒津沢を詰めて駒津岳(この時は戸台に来るとき新車のマイカーをスリップさせてフェンダー凹ました悲しい記憶があります。もうショックで奥駒津沢だけでモチがダウンしてしまった)。

夏のこの時期に甲斐駒に登るのは初めてです。

週末仕事を終えて、岐阜から高速で伊那市まで移動。

高速を降りて戸台口の仙流荘横の駐車場に車中泊して早朝6時の北沢峠行きのバスに乗ることにします。

さすがに連休とあって、かなりの数の登山者で始発は5時15分に繰り上げでした。私は4本目の5時30分発に乗れました。

バスは途中戸台川を渡り山の中腹を戸台川に沿って走って行きます。 

そういえば昔奥駒津沢に行ったとき、真夜中にヘッドランプをつけて戸台川の河原を歩き旧丹渓山荘の近くの河原でツエルトビバークしてたら山荘の親父に遭難者と間違われて叱られたことがあったのを思い出しました。


北沢峠には約1時間で到着。(昔の面影全くありません!)

北沢峠からは双児山、駒津峰を経由して甲斐駒へと最短コースで登ります。

樹林帯を抜け双児山まで来ると本日は最高の景色が拝めました。

駒津峰の向こうに見える駒ヶ岳

先週、先々週と週末の山はすっきりしなかったのですが、本日は快晴のもとで稜線歩きを楽しめます。

中央アルプスの宝剣岳のピーク、この前登った空木岳。 槍穂高連邦はキレットもはっきり確認できます。そして乗鞍も。

ギザギザの稜線は鋸岳

もちろん南には仙丈ヶ岳、北岳、鳳凰三山、さらに遠くの塩見岳。おっと甲斐駒の横に富士山も見えます。

仙丈ヶ岳が同じぐらいの高さになってきました。


駒津峰からは直登コースを選びました。簡単な岩場のルートでザラ場の巻道コースより早く登れます。


山頂には北沢峠から3時間の10時に到着。(昼食には早すぎるなあ)

実は今日は北沢峠で水を給水するのをうっかり忘れて、途中気が付いたら手持ちの400ccのジュースと野菜ジュースパックしか運んでいませんでした。

ですからのどが渇いても節水モードで我慢してきましたが、後は降りるだけなのでジュース100ccを残して一気飲みです。


巻き道のザレ場からみた山頂

帰りは巻道コースを進んで、駒津峰から仙水峠を経て北沢峠に下るつもりでしたが、やはり水不足なのでちょっとでも早く降りれるように往路と同じコースを降りました。

マジで喉カラッカラです。 そのためゼリー以外の食料は食べれませんでした。



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国見岳

2013-09-13 | 岐阜、西濃の山
天気予報は週末は雨ということでしたが、なんとか午前中は持ちそうなので半日で登って帰れる奥美濃の国見岳へ行ってきました。

粕川を詰めて国見峠方面へ車を走らせます。

国見スキー場への入り口から外れて峠方面に少し上がってところで通行止めとなっていました。


右手にスキー場を見ながら国見峠まで歩いて行きます。


途中3か所ほど大きく道路が陥没して崩れているところがありました。道路そのものも相当荒れています。

たぶんあまり利用価値のないこの道路はもう補修されないのでしょうね。


峠に到着すると石碑、祠、お地蔵さん?が有りました。


南に薄っすらと伊吹山が見えました。天気がわるく山頂はガスって見えません。

峠からの国見岳に続く稜線は緩い傾斜です。

このころから雨がついに降り出しました。

雨に煙る静かな稜線歩きですが。


頂上手前のピークです。

山頂は残念ながらなにも見えませんでした。


戻り路で少し稜線から外れ教如上人の鉈ヶ岩屋に寄りました。

石田三成に追われた教如上人を春日の人がかくまったと言われる所ですが、なんとか雨がしのげる程度で快適な岩小屋とは言えませんね。

ここから林道までは急な坂道で,おまけに土がえぐれて歩きにく登山路です。

最近週末は天気が悪いので近場の午前中に登れる処で済ませていますが、スカッとした稜線歩きがしたいです。
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野古墳群

2013-09-08 | 日記
隣町の揖斐郡大野町には野古墳群という史跡があります。

この辺りには5,6世紀ごろに作られた古墳が大小17基あります。


畑の中にポツポツと散在する古墳は見ているだけでなにやらロマンが感じられます。


国指定の重要な史跡ではありますが立ち入り自由になってますので、古墳の土手を崩したりしないよう大事に保存したいですね。

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相戸岳

2013-09-06 | 中濃の山
天気予報では大雨の予想だったんですが、なんとか午前中は持ちそうな空模様なので近場の相戸岳へ行ってきました。


登山口は白山神社からスタート

西コースと東コースがありますが、西コースはWEBにヒル注意の案内があったので東コースを往復しました。

白山神社から東に100mほど歩いたところから山に向かって民家の間を抜ける舗装路があります。

舗装路をしばらく登ると突き当りが登山口となってます。

あまり展望の良くない稜線ですが、よく整備された登山道で歩きやすく、また今日は天気予報が大雨の予想だったからなのか誰も登山には来ていないようで静かな山歩きが楽しめました。

ただし今日は相当湿度が高く、いつもより大汗をかきました。


途中の岩場でちょっと休憩

駐車場からは高度差で470mほどしかなく、約1時間ちょっとで山頂に到着。


めずらしく山頂には日の丸の旗が掲げられていました。 あんまり見ないですね。

誰もいないので山頂では汗で濡れた衣類を乾かしながら、1時間ほど上半身裸でゆっくりコーヒーなどを楽しみました。

南東に見えるは先週登った瓢ヶ岳?

山頂からは西コースへの下り路と北の稜線へ続く路がありました。 北へ続く路はどこへつながっているのでしょうか?

知らないと場所へつながる路も面白そうですが、もし山向こうに降りるコースだと駐車してあるところまで戻れなくなるのが問題ですね。





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