いつかはあの頂に

還暦過ぎて少し焦っている老クライマーです。いつかは昔のようにアルパインクライミングへの復帰ができたらいいねえ。

品又谷ギラ谷

2017-05-28 | 沢登り
クライミングジム仲間のKさんを連れて品又谷のギラ谷へ行きました。

Kさんの初沢登りです。どこへお連れしようか悩みましたが初沢登りなので近場で花崗岩の明るい渓谷で簡単目で藪のなさそうなそれでもって私にとっても初めての沢ということでギラ谷です。


大堰堤横から沢に降り立ちます。

滑の雰囲気がいいですね。

ゴーロを過ぎると小滝がちらほら。

一つ目の滝らしき滝。



この沢最大のギラ滝です。
右岸のルンゼをあがって大きく高巻きします。

ギラ滝のもう一段上の滝に降り立ちました。

Kさん初懸垂下降です。ブッシュを伝ってクライムダウンできますが、練習なので15mの懸垂下降を行いました。



この先の二股は右の沢を取ります。

ぬめりが強くて右の水際ぎりぎりを登りました。

ミニゴルジュ風の狭くなった場所。ずっと左右に足を開いての通過です。

この滝を登って源頭近い雰囲気になったらいきなり林道に上がりました。

後は林道を駐車場まで1時間歩いて戻ったのですが、その間トレイルバイクの二人連れ、山菜取り?の二人連れ、大型バイクで品又峠を越えに来たソロライダー、ハイカー、釣り人2人とみんないろんなアクティビティを楽しんでいる様子でした。
Kさんも初沢登りを楽しんでくれたようで何よりでした。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

鈴鹿黒尾山~銚子ヶ口

2017-05-08 | 鈴鹿
誰かがどこから登っても苦労する山と言っていた黒尾山から銚子ヶ口山を周回してきました。

黒尾山は鈴鹿では楽しさ一級の縦走路です。

三重県側から県境の石槫トンネルを通って滋賀県側の夢畑町の道の駅の向かいに駐車しました。

そこから黒尾山に続く巡視路が登り口となります。


最初は植林の尾根道をひたすら登ります。

そろそろ岩がでてきました。

庭戸山(687m)です。

最初の鉄塔下で小休止

鉄塔を過ぎたあたりから痩せ尾根アトラクションが始まります。

写真ではわからないがちょっと腰の引けそうな左右が切れ落ちた痩せ尾根を通ったり。

木の根をつかんで急な斜面を上がったり、急斜面をトラバースしたり。まったく飽きません。

第一目標の黒尾山(948m)です。

木々の間に永源寺ダム湖が見えます。

まだまだ楽しい痩せ尾根は続きます。

佐目子谷川から上がれる稜線もこの主稜線に劣らず楽しい痩せ尾根とか聞きますが。

銚子ヶ口山は双耳峰でこちらは西峰になります。
この山頂に来る手前が少しわかりにくくて少しうろうろしましたがなんとか第二目標に到着。

でも山頂からの景色はあまりよくありません。黒尾山の縦走路では誰も合いませんでしたが、鈴鹿10座の一つである銚子ヶ口山には多くのハイカーがいました。ここからクラシ、イブネに足を延ばすのもいいですね。

こちらの東峰は周りに木々もなく景色が楽しめます。

東峰からの下山でルートを外してしまいました。登山道を下っているはずがトロッコレール横に点々とある赤リボンに惑わされてレール際の道を下山してしまいました。

左手がレールを手すり代わりにできたので急な下りもとても楽できましたが。


レール終了点は舗装された風越谷の林道に合流。 あとは舗装路をいったん421号線まで出て、そこから道の駅まで歩いていくだけでした。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

御在所岳黒谷

2017-05-07 | 沢登り
今年のGW初日に御在所岳黒谷に行ってきました。

黒谷は最近でこそあまり誰も行かない御在所岳への登路ですが手持ちの鈴鹿のガイド本(なんと昭和50年度版!)にはおすすめコースとしてのっています。

三重と滋賀の県境である武平峠に駐車してまずは雨乞岳方向に歩きます。

気持ちのいい樹林帯

しばらくして沢谷峠へ到着。そこから沢谷を下って行きます。ここで多くのハイカーは雨乞岳方面へ進んでいきます。

コクイ谷に合流するところで滝を巻いてコクイ谷に降り立つと右から滝が落ちていました。

谷沿いに少し歩くと最初の右岸からの谷が黒谷です。

出合は結構荒れた様相です。

ガラガラした岩の谷を登って行くと最初の滝が現れました。

二段滝で一段目を簡単に上がると二段目は左からオーバーハングの状態で直登は避けて、ここは左岸のスラブを慎重に上がるとことにしました。

そのあとは巻いても登ってもどちらでもいいような小滝が適当に現われますが濡れるようなことはありませんでした。







小滝群が終わるとしばらくはまたガレた様相が続きます。

最後の二段の滝は直登はできなさそうです。右岸にロープがフィックスしてあるのを見つけたのでそれを利用して大きく高巻きしました。

後はいかにも鈴鹿の源頭の雰囲気で御在所山頂に続きます。

最後の山頂直下は沢も細くなって、それでも忠実に詰めていくと。

長者ヶ池へと出ました。

ここが黒谷に源頭ですか?御神水で飲み水と看板には書いてあるけど!?

大昔は飲めたのかもしれませんが、今は濁り水と化しています。看板変えたほうがいいんでないか?

実は御在所には何度も来ていますが山頂に上がったことがありませんでした。

だいたい朝陽台まで登ったらそこを山頂代わりに下山していましたから。(特にクライマーの人ってそうじゃないかなあ?)

さすがGWの御在所岳です。 めっちゃ登山者も観光客も多いです。

下山路は山頂から武平峠まで鎌ヶ岳を望みながら下りました。

それにしても武平峠からのコースは高度差も少なくてお手軽なのか相当のハイカーでにぎわっていました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

貝月山品又谷白谷

2017-05-06 | 沢登り
GWに入り近場の沢登りとして貝月山の北側を流れる品又谷の支流白谷に行きました。

昨年貝月谷を遡行しましたが緑が美しく本当に癒されましたが、果たしてこの谷は?

品又峠に通じる林道を上がって白谷に入渓しようと準備していたら先客(釣り人)が一人竿を振っていました。

ガーン!入れないジャンと思っていたらしばらくして諦めたのかどこかへ移動してくれました。

ウン、この沢は釣れんと思うぞ。

ということで岩のごろごろする沢を入っていくとすぐに堰堤が現れました。

その堰堤を越してすぐに2つ目の堰堤。

しばらくは単なる沢筋の歩きに終始します。

二股が過ぎて800m付近の等高線が少し密になるあたりだけが小滝が現れましたが全体にはつまらない谷です。




沢登りの対象にも渓流釣りの対象にもならない沢です。それにあまり美しくもありません。

源頭に近くなると沢筋はまだ雪が詰まってました。

貝月谷が素晴らしかったので、期待してたのですがハズレです。

頂上には同年輩のハイカーが4名ほど居て少しお話させてもらいました。

伊吹山はどこから見ても雄大です。

どこかこの辺で滑の美しい谷ないかなあ。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

郡上八幡「國田家の芝桜」

2017-05-06 | 日記
貝月山から昼前に自宅に戻った後、カミさんと郡上八幡の芝桜を見に行きました。

國田家や地元住民の方が長い年月をかけて育てた芝桜ですが一般に公開されています。


50年以上かけての力作だそうです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする