いつかはあの頂に

還暦過ぎて少し焦っている老クライマーです。いつかは昔のようにアルパインクライミングへの復帰ができたらいいねえ。

火山と傘山

2022-05-29 | 飛騨の山
高山市にある火山と傘山に行ってきました。


せせらぎ街道から林道に入りゲート前に駐車します。


渓流沿いの気持ちの良い林道を進みます。


まるでゼンマイ畑。


盛夏のような青空がまぶしい。


林道終点にピンテがあります。ここで谷筋コース(下りに使ったが藪が刈払いされていてほとんどハイキングコース)と尾根コースに分かれます。


最初のうちは薄い踏み跡も楽に辿れたのですが。


次第に藪に覆われてきて寝ている笹を起こしながら進みます。 この写真はまだ笹の少ないところ。


藪を過ぎると開けた場所に出てきました。


山頂近くになるとまた笹藪を漕ぎます。この辺りで歩きながらちょっと笹の筍を摘みました。 結構熊の食い残しもあったので時々笛を吹きながら登りました。
しかし最近は熊との遭遇よりもダニによる感染症のほうが怖い私です。なにせダニの持ついくつかの感染症のなかでもダニ媒介脳炎や重症熱性血小板減少症候群は致死率20%以上ですから。昔はダニの知識がなくって噛まれたら引きちぎってたもんなあ。


火山の山頂到着。 平らな藪の山頂なので少し探し出すのにウロウロしましたが。


下りはご覧の通りの歩き易いルート。 こちらで登れば1時間半が30分は短縮できたと思います。

一旦駐車場まで下ってから傘山に向かいます。


傘山へのルートは最初駐車場から少し林道を歩き終点から巡視路に変わります。


緩い起伏の歩き易い巡視路。


最初の鉄塔に到着。


2番目の鉄塔から傘山が見えました。 赤白鉄塔の右側です。


振り返るとさっき登った焼山(たぶん)がみえました。


このルートにある木は檜と楓が根っこのところで絡まってたり。


檜とブナが絡まってたり、ととにかく面白い。


歩きながら一つ一つカメラに収めていると進めません。笑い)


ブログに全部載せるわけにはいかないので。


もちろんブナだけの木立もあります。


危うく通り過ぎるところでしたが傘山の三角点は巡視路からすぐ横にそれた小さな広場にありました。


傘山山頂プレート


帰りに鉄塔から見えた白山と別山。


ちょっとだけ山の幸いただきました。
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ロクロ天井と保古山

2022-05-26 | 東濃の山
昨日の焼山に続きロクロ天井に行きました。
昨夜は阿木川沿いの風神神社の境内に車中泊し早朝にゲートまで車で移動し手前の路肩に駐車しました。


ゲート出発5時30分。 5時台にスタートなんて超久しぶりです。


天狗森山に登った時にも歩いた林道です。


すぐに二股。 左に行けば天狗森山方面。 そして今日は右のロクロ天井へ。


乙女休憩小屋。 治山作業者のための小屋ですかね。


真ん中のちょこっと見えているのがロクロ天井。


登山口到着です。


雨水で削れた登山道を進みます。


荒れた林道に出ました。


やっぱり崩れているとこありますね。


写真ではない箇所で3ケ所ほど崩れていました。


林道終点から尾根に取り付きます。


まだこの辺りは藪も薄いです。


一応足元はわかるのですが。 ピンテもあるので不安はありません。


倒れている笹を起こしながら進みます。


山頂は2畳ほどの切り開きしかありませんでした。


山頂でヤマレコみたらフリーズしていて動いていません。 もう下山するだけですからいいんですけど。
自分のスマホとの相性がわるいのかなあ?

3時間半ほどで駐車場所まで戻ってきました。
まだ時間も早いので保古の湖の保古山に行きます。

保古の湖の傍の管理事務所の横にある駐車場に駐車。 スマホとカメラだけもって山頂に向かいます。

保古の湖。誰も遊んでいませんね。


振り向くと立派な山が見えましたが天狗森山かなあ?


周回路を進みます。


今日はまだ誰もこのトレイルを通っていないと見えて蜘蛛の巣が鬱陶しい。


近くでガサっと草むらから音がしたので一瞬構えましたが鹿でした。


なかなかいいハイキングコース。


山頂には電波塔がたくさん立っています。


三角点は電波塔の横にある藪の小山の中にありました。
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焼山

2022-05-26 | 東濃の山
恵那の焼山に行ってきました。
岩村から国道418を通リ阿岳本谷沿いの林道に入ります。


待避所17に駐車しました。ゲート手前の退避場18は駐車禁止となっています。


すぐにゲート到着。長い林道歩きの始まりです。登山口まで7.5キロ、高度差で550m。


林道の路面はフラットでとても歩き易いので助かります。


最初の小さな崩壊場所。


940m地点の二股。左に行けば峠を越えてロクロ天井の登山口まで行けますが。 もちろんここは右手に進みます。


崩壊地。


大きな崩壊地。ここはいったん河原まで下って進みます。


ここは路肩が繋がっていました。 それにしても河原はズタズタ。


作業小屋がありました。


作業小屋からすぐに左手に採石場跡。 今は林道があんな状態だから採石場も廃業状態?


採石場跡を過ぎて焼山の登山口を探すのにちょっとウロウロしてしまいました。


案内板見っけ!


しょっぱなロープのある急登をこなして植林地を登ります。


ルートはしっかり刈払いされています。


焼山はときどき地元の方によって整備されているようです。


もう山頂は近いか? この辺りで右足外反母趾の親指付け根辺りが痛み出してすっかりペースダウン。


笹の草原も藪漕ぎでなければ気持ちいいコースです。


やっと焼山山頂。


山頂は広くて多人数でも休憩できます。 昼食取りながら帰りに備えて右足を入念にマッサージ。


ロクロ天井がP1582の右手に小さく見えます。


堂々たる恵那山。


今年行ってみたい大川入山。


帰り道の様子。 遠くに見える笹草原は見ているだけなら本当にいいね。


この辺りの雰囲気はいいのだけれどまた長い林道が待っていること考えるとフ―。

本当は一日で焼山とロクロ天井の二座登りたかったのですが足の疲れからして無理はせずロクロ天井は翌日に回しました。
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藤巻山

2022-05-22 | 中濃の山
郡上市西乙原の藤巻山に行ってきました。
多くの方はヒカリの丘こども園の横から登るようですが南東尾根末端から往復しました。
長良川右岸道路を走り赤谷林道入り口に駐車しました。


赤谷林道は工事中のため立ち入り禁止で尾根尻から登ります。 登り口だけきれいに藪が刈られていましたが最初の5mがめちゃ急登です。


藪がなかったのは最初だけでこの先は急斜面の濡れた藪でした。今朝まで雨が降っていたので葉っぱに乗った雫ですぐにずぶ濡れ。


50mも上がると藪が薄くなってきました。


だんだん道型もはっきりしてきてピンテも出てきます。


基本ずっと植林の尾根です。大岩には崩落防止のワイヤーが巻かれていました。


シロモジのトンネルも少しはありました。


650m付近でヒカリの丘こども園ルートと合流してしばらくすると巨木が迎えてくれます。


こういった巨木は大昔製材するには形が悪く伐採を免れた木なのでしょうね。


これと言って展望のない山頂ですが好きな花がありました。


山頂だけギンリョウソウが多く咲いていました。登る途中は全く見なかったのですが。
この尾根道は最初の50mだけ急な藪を我慢すれば全体に藪もなく歩き易いルートなのでもっと利用されてもよいかなと思います。


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ヨコネとダイラの頭

2022-05-16 | 鈴鹿
GW最後の週末から体調を崩し約10日ぶりの山です。
ということでちょいと軽めに北鈴鹿のヨコネ、ダイラを山ちゃんと回ってきました。(終わってみれば軽めでも無かったけど)
岐阜県側から五僧峠に向かいます。


五僧峠の取り付き。


レポによく出てくるこの案内板が見たかった。


しょっぱなの植林地急登をこなすといい感じの場所に出ました。


鈴鹿らしい明るい尾根筋。


新緑がなんとも言えませんねえ。





東ヨコネ到着。


双二峰は三国岳か。


途中のP676。


この辺りは庭園風。


ダイラ手前の急登にあえぐ山ちゃん。


ダイラの頭。地図で見て東ヨコネからもっと近いと思っていたけど意外とありました。


山頂の佇まい。


ここで昼食を取りました。


山ツツジがところどころで咲いてます。


ダイラから往路を戻ります。





ダイラの頭から東ヨコネに戻ってきました。



東ヨコネからはヨコネ(西ヨコネ)そしてヨコネ最高点へ向かいます。





ヨコネ(西ヨコネ)に到着。


ヨコネからヨコネ最高地点までは本日のハイライトである岩場の痩せ尾根が続きます。


山ちゃんがサッサと進むので痩せ尾根地帯を一気に通過してしましたが私的にはもっとゆっくリアトラクションを楽しみたかったです。笑)


ヨコネ最高点到着。


ピークからの下り斜面。広くてどこでも歩けそうですが結構ザレてて歩きにくかったです。


五僧峠に通じる林道に降り立ちました。


下ってきた植林帯を見上げる。

後は1キロ余りの舗装路を五僧峠まで歩きました。
奥美濃とは趣の異なる鈴鹿の山。山ちゃんは藪が少なく明るく爽やかな鈴鹿のほうが好みらしい。私はどっち派? う~ん、難しい。
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