いつかはあの頂に

還暦過ぎて少し焦っている老クライマーです。いつかは昔のようにアルパインクライミングへの復帰ができたらいいねえ。

倉見(927m)

2014-11-29 | 岐阜、西濃の山
11月に根尾村のマラソン大会に申し込んでいたのですが、当日は出張が入り不参加となってしまいました。が、後日事務局から根尾の薄墨温泉の入浴券が送られてきました。

さっそくその薄墨温泉のすぐ奥にある倉見へと行くことにしました。

まずは薄墨温泉の駐車場に車を置きます。 もちろん早朝ですから誰もいませんでした。

すぐ横手から尾砂谷と並行に林道が伸びています。

駐車場から約1キロほどで枝沢があり、そこが倉見への登山口となります。

登山口には[織部山遊会」とありました。(織部とありますからうちのご近所かなあ)

登山口は何やら薄暗くあまり登山者が入っていないのかと思いましたが、その先の登山道はしっかり踏み跡があります。

しかしいきなりの急登で息が切れます。


しばらく急登が続きますが、尾根に出るとひと段落で傾斜も落ちます。


山頂近くはすっかり木々の葉も落ちてとても明るく楽しい稜線歩きとなりました。


明るい山頂ですが見晴しはあまりよくはありませんでした。

山頂で少し休憩して本日の目的である薄墨温泉へと急いでくだりました。


なかなか良い温泉ですが850円はちょっと高めか。
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鈴鹿烏帽子岳(865m)

2014-11-27 | 鈴鹿
鈴鹿にありながら岐阜百山の中で最南の山である三国岳に隣の烏帽子岳から周回縦走するつもりでしたが、当日は強風と時折の雨で半場やる気が出ずに烏帽子岳だけで済ませてしまいました。

上石津時山のバンガロー村の入口付近に駐車しました。


橋を渡たるとすぐ左上に林道があり登山道に続いています。

林道はすぐ終わって杉林の中の急登に変わります。

登り始めは無風だったのですが、登るにつれて強風に変わってきました。

晴れたり急に雨模様になったりの不安定な天候です。


杉林も中間の鉄塔を過ぎると自然林の中の登山道に変わります。

それにしても風が強くて雨具を途中で着込みました。



ちょっと紅葉には早いのかなあ。


山頂から三重県の津市?方面が望めます


三国岳に行くつもりでしたが気が乗らずに烏帽子岳だけで下山してしまいました。









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相戸岳(小日置洞から北西尾根)

2014-11-19 | 岐阜、西濃の山
昨年相戸岳に東コースから登ったときにちょっと北西尾根を覗いてみたら面白そうだったので今日は日置洞から沢を詰めて北西尾根を歩いてみました。

日永の集落から北に日置洞が流れています。その日永から日置洞に入ってすぐに右手から小日置洞が入っています。


小日置洞に沿って林道が走っていますが、車止めのチェーンを乗り越えて林道を進みます。

15分ほど林道を歩くとその先は藪で塞がっています。

さてここから藪を漕ぐか、沢筋を歩くか迷いましたが、藪に突っ込むとすぐ足元だけははっきり踏み跡があるのがわかりました。


足元の踏み跡を気を付けながら藪をかき分けて進むとはっきりしたトレイルに入ります。


そこからはトレイルが消えたりもしますが、時には水量の減った沢筋を歩いたり、またトレイルを見つけたりと山仕事に携わる人が入っているのがわかります。


さらに進むと高度230m地点で地図にも載っている朽ちた神社が現れました。

神社を過ぎると270m地点で二股に出ます。

ここでそのまま本筋を詰めると相戸岳の山頂に突き上げるようなので、北西尾根に出るために左の枝沢に入りました。


このあたりから沢はゴーロになります。そして滝が現れます。


最初の滝は右側を巻きます。

さらに続く滝は左岸をトラバースするように上に抜けました。


そして次の戸井状の滝はすぐ左の灌木を伝って抜けます。


その後は長いナメ滝が続きます。水量が少ないので濡れはしませんが、ヌメッているので慎重に登ります。

(たぶん)最後の滝はどうしようもないので左の尾根に逃げました。

尾根をそのまま登ると頭上に大きな岩壁が見えます。


壁の下を左にトラバースして行くと570mの北西尾根上のコルにでました。

さてここからが本日のハイライトです。

小休止の後、この痩せ尾根を頂上に向かって進みます。


非常に細いところもあって奥美濃では一番の痩せ尾根ではないでしょうか?


途中のキレットです。

WEBで検索すると冬にここを通過した方が一件だけありましたが、「二度と行かん」を書かれていました。

雪の付き方によっては相当ヤバイと思われます。

楽しい痩せ尾根が終わったところで一般路の西コースと合流します。


そこからは山頂はすぐでした。

帰りはいったん北西尾根に入って西コースで下りました。

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