いつかはあの頂に

還暦過ぎて少し焦っている老クライマーです。いつかは昔のようにアルパインクライミングへの復帰ができたらいいねえ。

芥見権現山

2013-02-24 | 岐阜、西濃の山
WEBで岐阜の低山里山を検索していたら芥見の権現山に面白そうな岩場コースがあることを発見しました。

クライミングと言うほどでもありませんが山頂付近まで岩場が続いているようです。

そういえば確か30年以上前に友人とこの山は登ったはずなんですが、全く記憶に残っていません。

その時はたぶん普通の登山道を上がったのだと思います。


翌日自宅を6時半に出発。

途中の山々には昨夜降った雪が薄っすら乗っかっています。

岐阜市東部クリーンセンターに到着したのは7時15分。クリーンセンターの駐車場に車を止めます。

同じ頃にセンターで働く人達が次々出勤して来て、この駐車場に入ってきます。

朝から権現山に遊びに来ているのは私だけのようで、土曜日も働いている人たちにはなんだか申し訳ない気持ちです。

岩場コースはセンター前の登山口から登ります。

右(登り専用)と左(登り下り可)の2コースあるようですが、右コースを選びます。


岩場に続く登山道には薄っすら雪が残っています。まだ時間が早いので雪が解けてドロドロにならずに助かります。

登山道にときどき露岩が出てきて、巻いたりしながら高度を上げます。


上を見上げると最初の岩場が出てきました。


この岩場の一番上が槍岩と呼ばれている尖がった岩塔(と言っても小さいですが)です。

岩場にまだ雪が残っているので慎重に登ります。

たまにズリって滑るので安全を期して無理せずヤバそうなところは易しいコース取りをしました。


雪の付いた岩場を見ているとちょっとした岩稜登攀気分が味わえます。

稜線近くまで登ってきました。

最後の岩場を登って稜線に出ます。


本当に綺麗です。この時間はまだ誰も歩いていないので、雪の道に自分だけの足跡を付けるのは最高の気分です。

草木に雪が乗っかっているので、歩くだけで雪だらけになります。(今日は手抜きで綿パンツだけを履いているので雪が冷たいです。)


山頂にはなんだか壊れそうな休憩所が立っていました。

簡単な食事をと思い、湯を沸かそうとしましたが、うっかりコーヒーを忘れてきたので湯を沸かすのはやめました。(涙)

最近はガスストーブ持ってきてライター忘れたり(タバコ吸っていたときは絶対ライター忘れなかったんですが)忘れ物が多いです。(笑)


金華山と百百ヶ峰にも薄っすら雪が乗ってます。


食事の後は長山城跡・芳野神社へと向かいます。

長山城跡からはリフレ芥見に向かって下りました。

そろそろ気温が上がってきて木の上の雪が解けて雨のよう降ってきてパラパラとジャケットを叩きます。

リフレ芥見からは車の止めてあるクリーンセンターまではブラブラと歩て5分でした。
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小島山、ムネ山

2013-02-13 | 岐阜、西濃の山
週末は揖斐川町にある小島山とムネ山に行ってきました。

実は我社の工場はこの小島山の麓にあります。

ときどき工場へ行くとき見上げてはいるものの登ったことはありませんでした。

その前の週末は体調を崩し登山どころではなかったのですが、今週は天気も良いし先週の降雪が消えないうちにと小島山に登ってきました。

少し暗いうちに小島山の登山口である粕川沿いの滝の集落を超えたところから右手の脇道へと入り、終点の茶畑手前の道路横に車を止めます。

まだ他の人はいなくて私が本日の一番乗りのようです。

7時過ぎに駐車場を出発。

出発地点の「くくり罠」に注意の表示にちょっとビビりながら竹藪の急登を進みます。


しばらく進むと中電の鉄塔巡視路のプラスチック階段が見つかりました。


最初のL80鉄塔までは結構急登です。


静かなヒノキ林の中を歩きます。

この辺りから登山路は雪に覆われていますが、適度に締まっていて足首付近までしか沈みません。


小島山の山頂は30センチほどの雪でした。

小島山からムネ山まではしばらくは緩い上下の登山路が続きますが、途中から林道に飛び出します。


ここまで来るとムネ山がはっきり見えます。


林道は先行者の足跡も無く気持ちのいい雪道がムネ山横まで続いています。

本当は途中に古賀ヶ池があるはずなんですが、うっかり見落としてしまいました。


ムネ山の山頂はまだ苗木が大きく育っていないので鹿対策の防護ネットが張り巡らされていますがところどころ倒れていて役をなさない状態でした。

ムネ山から戻るとき小島山よこを通る林道を終点まで行って、東の鉄塔沿いにも降りる路があるはずですが、駐車してあるところとは少し離れる場所に降り立つので、やはり来た道をそのまま引き返しました。

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