いつかはあの頂に

還暦過ぎて少し焦っている老クライマーです。いつかは昔のようにアルパインクライミングへの復帰ができたらいいねえ。

△行水洞と西上田権現山

2024-08-15 | 飛騨の山
下呂市の柿坂峠から△行水洞を往復してきました。


下呂市からちょっと荒れた舗装林道を走って柿坂峠に到着。今は林業関係者以外は使用されていなそうです。


峠から巡視路を進みます。


すぐに鉄塔広場に到着。 しばらくは稜線上の巡視路と並行して地形図にはないですが荒れた林道も走ってます。


最初の通過地点にある△板山。 のはずですが三角点がありません。






途中にあった皆伐地帯。 


皆伐地ですので展望台としては最高。  飛騨川をはさんで対岸にある御前山。


ちょっと尖っている空谷山。 写真ではわかりませんが薄らと左側に御岳も見えていました。


通過地点にある△倉洞。


地面を杉コケが覆ってます。


通過地点にある△板釣洞



緩いこういう地形に癒やされます。


P1038の反射板。


最終△行水洞の手前。


そして△行水洞に到着。 残念ながらアブがうるさくてあまりゆっくり出来ませんでした。


下山時に皆伐地から見えた西上田権現。 写真中央左側の小山です。 縦走路から少し外れているので帰りに寄り道しました。


△板山からいったんコルまで少し下って登り返します。


山頂の権現様三体。



柿坂峠からは下呂市側でなく馬瀬側に下ったのですが途中大岩が二ヶ所道路中央に落石しており軽自動車なのでギリ通過出来ましたが普通車だったら躊躇していたと思います。林道入り口には通行不可の案内もなく、まあ勝手に林道利用しているこちらが自己責任で通るしかないのですが。
今月は柿坂峠の南にある八尾山の東斜面での山仕事が続いていて、そちらの非舗装林道は完全に通行不可なのですが下呂市と馬瀬村は257号で繋がっているので柿坂峠の道はなかなか修復工事には入らないのでしょうね。
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尾崎山と本堂山

2024-06-08 | 飛騨の山
慰霊祭でせっかく飛騨まで来たので翌日は飛騨100山の尾崎山と続岐阜100山の本堂山に登りました。


桃源郷温泉の奥へ続く農道の突き当たりに駐車しました。


しばらく林道を進みます。 親切に案内板もあります。


そしてここが登山口。 竹ストックも用意されていました。


ちょっとしばらくはお決まりの急登。





枯れた巨木。


根上がり檜。


イワウチワのことをトクカワソウというんですね。 私が知らないだけ?


ちょっと足下の悪い沢伝いを登ります。


一応ルート唯一の水場です。


反射板のある山頂に到着。


ニ座目に向かいます。

尾崎山を下山した後すぐ隣にある本堂山に向かいました。

本堂山は山頂近くまで舗装林道があり、ほとんどの方は上まで車で上がられるようですが麓の水田地帯から歩きました。


日差しが強いと長い舗装林道の歩きはつらい。 やはり途中でちょっと後悔。


途中にあったお不動様。


山頂近くの電波塔施設が駐車場となっているようです。ここまで皆さん車で上がるんですね。


駐車場から見えた午前中に登った尾崎山。 山頂の反射板がかすかに見えます。


こちらは登山口。 ここも2,3台は駐車可。


最初は広くて歩きやすい巡視路?


山頂手前はちょっとガサガサしてますが。


ほどなくして本堂山山頂到着。 この山もなんで続に選定されたんですかねえ?
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十二ヶ岳

2024-06-06 | 飛騨の山
毎年6月初旬に所属倶楽部OB会による慰霊祭を上高地で行っています。 
その前に高山市から前日宿泊予定の平湯の森ロッジまでの中間地点にまだ未踏の岐阜100山の十二ヶ岳があるので登りに行きました。


丹生川町瓜田から舗装された林道に入り峠近くに駐車しました。 駐車場所の正面から十二ヶ岳につながる林道が登山道となります。


今日は晴れ予報だったのですが小雨が降っています。 


森のしっとりと濡れた感じがいいですね。時には雨も悪くはないなあ。


途中に熊よけの鐘が7つぐらいありました。 とりあえずは全部鳴らしていきます。


山頂手前の鳥居に到着。 右手の林道でも山頂につながっています。


鳥居をくぐって先の階段を進みます。


山頂到着。 展望台と東屋がありました。


山頂から少し進んだところに展望地がありますが本日は残念ながら北アルプスは雲の中。 本当なら北ノ俣岳から御岳まで見えるはずなんですが。

十二ヶ岳から下山して平湯の森ロッジで皆さんと落ち合って慰霊祭に先立っての宴会の始まり始まり。

最近インバウンドに引きづられて軒並み宿泊費が高騰していますがなかなかお得に泊まれました。


翌日上高地に移動。 上高地も結構外国人ツーリストがいましたねえ。 上高地のような山岳リゾートは観光客も登山者もすべて500円ぐらい入場料を徴収してもいいと思いますが。


秘密の慰霊碑近くのガレ場から見える明神岳Ⅴ峰東南カンテ。

年々OB連中もここに来るだけで大変になって来てあと何年慰霊祭を続けることができるのでしょうか?
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錫杖岳

2023-10-29 | 飛騨の山
北アルプスの錫杖岳に行ってきました。
私から山岳会OB会員に錫杖岳登山を誘ったら4名のロートルが集まったのですが、それを知った知人などからさらに4名の参加希望が出て合計8名での錫杖岳登山となりました。8名での登山なんて学生時代の山岳部合宿以来のことです。 


槍見の駐車場から早朝6時の出発です。 今回なんと現役ガイド3名とボッカ1名を含む最強パーティーと言いたいのですが果たしてOB爺は付いていけるのか?


先頭はOBにして現役ガイドのU。 お前早いんだよ。もっとゆっくり歩けよ! 先輩置いて行くんじゃないよ。


色づく登山道を歩く我がパーティー。





素晴らしい世界。


紅葉の中に聳える錫杖岳前衛壁。 間近で見たのは何十年ぶりでしょうか。 かつて登ったルートを目で追います。


錫杖沢に入ってきました。


錫杖沢はでかい岩がゴロゴロ。 あまり水が流れてなくて助かりました。


中央に見えているのが中央稜。


おお!ジャンが見えた。


大昔よくお世話になった錫杖沢の岩小屋。 OBのAは新人時代に雨で沈したときはこの岩小屋のボルトで人口登攀の練習をやってたと懐かしんでいました。 私はボルトでツエルト張ってたぐらいしか思い出ないです。





中央稜P3














フランケの下を進みます。








中央稜P2とP3かな? 自信なし。


しばし休憩。


ちょっと嫌なトラバースのあるところ。


笹の急登を登ると小さなコルに上がります。


コルからトラバースしてA沢に合流してさらに笹の急登を登ると山頂稜線のコルに出ます。


正面の岩のピークの先が本峰ピッケルピークとなります。山頂稜線も結構アトラクションがいっぱいでした。早く山頂に立ちたい気持ちが先走って写真を撮る余裕がありませんでした。


そして念願のシモンのピッケル。 スーパーEのメタル版? もっと近くでアップで撮っとけばよかった。


最高地点の北峰。 当初は北峰までと思っていたのですが時間と自分の疲労度を考えてここまでとします。


穂高も冬支度が始まります。


槍の穂先がちょこんと見えます。


焼岳。


中尾温泉街が真下に見えます。


さて下りは紅葉を楽しみながらと言いたいところですが足がもうパンパンになっていて楽しむ余裕はありませんでした。


ヨレヨレ脚のOB3人は他のメンバーに付いていけません。汗


渡渉地点を過ぎたあたりでにわか雨に降られました。 疲れましたが最高に楽しい一日でした。  一人で来てたら楽しさより辛いだけの登山になってたかもしれません。 皆さんのおかげです。  それにしてもOBとはいえ現役ガイドUは別として女子4名に全然体力的に勝てませんでした。 まあ爺はこんなもんかなあ。

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本高森山、前高森山

2023-09-22 | 飛騨の山
塩見岳の足のトラブルも落ち着いたので飯田市の隣町の高森町にある本高森山と前高森山に行ってきました。


高森カントリークラブ横の舗装林道を進み荒れたダートに変わってからしばらく行くと登山口がありました。


整備されて歩き易い登山道ですが最初はちょっと急登。




木立の奥に見える辺りが帰りに立ち寄る予定の前高森山でしょうか。


本高森山と前高森山の分岐に到着。


最近笹の刈り払いがされている登山道です。 ありがたい。


山頂手前辺りの雰囲気。


本高森山山頂到着。 ゆっくりしたかったけど蜂がうるさくて早々に前高森山へ出発。


先週登れなかった塩見岳から荒川岳にかけてでしょうか? 自信なし。


帰りに立ち寄った前高森山。
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