月謝のトラブル
かつて私自身が楽器メーカーの講師をしていたときに、言われたことですが。
音楽教室の先生はサービス業です。
決められたレッスン時間を1分早く終わって、
苦情を受けても、それはこちらの落ち度です。
きっちりとした対応、納得の出来るレッスンをして下さいという戒めだと思います。
順調に物事が進んでいるときは、先生は音楽の楽しみ方のお手伝いをする、
サービス業と徹してレッスンできますが、
長年していますと、やはりへこむことも出てきます。
レッスン回数と月謝のトラブルです。
トラブル回避の為に、新規入会時にしおりをお渡しして内容を指差し確認しながら、
説明するようになってから、問題は随分と少なくなりました。
一生懸命励んで練習しているため、レッスン回数が少し増えたのは、
うれしいサービスですが、
休みがちなレッスンで、結果として月1回しかこれなかったとき、
1回しか来ていないのに、1か月分お願いすると苦情までは言われませんが、
けげんなお顔に出会うことがあります。
1回分頂けば済むことなのでしょうが、
欠席の連絡を頂かないまま、時間をあけて待っていることがほとんどなので、
そんな時、サービス業と思うのはつらいですね。
時間の切り売りをしているわけではありません。
さまざまな思いをもってレッスンをしています。
来られる方も、せっかく習うのですから、
「レッスンにいくぞ~」と熱い思いを持っていただきたいですね。