勇樹くんが、
レッスンの後、改めて真剣な顔をして私に「相談があるんですが」
さてさて 彼は何を言い出すんだろ?
この季節だし、もう高校3年になるから、一旦区切りをつけるのかと
勝手に想像しておりましたら、
「上手くなりたいんです。 どんな練習をしたらいいですか」
ドラムを始めて1年3ヶ月。
楽譜も理解できるし、高校生バンドも組んで練習もしている。
ざっとは叩けるのですが、さらに上を目指したくなったのでしょう。
きちんと叩けると、何かが変わってくる。今のままではダメだと感じたのでしょう。
おおっ 自分からそこまで言うようになったか・・
真剣に捉えてくれるように成長した勇樹くんに ちょっと感激。
上手くなる練習って、
派手でなんかでなく
とても地味で退屈なものなのよ。
できる?
やります!
勇樹くんと 教室でレッスンできるのは、
あと長くて高校3年の1年間かな。
その間に私が出来る限りのことをしますね。
まずは メトロノームを用意して下さい。