発表会を控えて
「うちの子 1回しか弾かないのです。
頑張って何回も弾いたらと言うと反抗して・・」
その言い分がすごい
「したくないときや疲れているときは無理に頑張らなくてよい」と
本に書いてあったよ。
いったい何の本を読んだのか
知恵の回る子である。
「疲れるほど したんか」 お母さんは言いたいけれど。
今までの頑張った成果を披露するところが発表会なんですが、
わたしはできる子はそれでいいと思う。
日常で適度なプレッシャーは必要。だから頑張ればいい。
いろんな面で、それができない子もいるわけです。
発表会は自分を表現する場と考えています。
頑張っている子はそれなりに聞いてもらい、
それが どうもの場合は
こんな私(僕)ですが、よければ聞いてください。
ここまでやったので、聞いてください。
ここまでしかできなかったように思えますが、精一杯でした。
こんな私なんです。こんな僕なんです。
自分を表現して、それを認めてもらえたら
ちょっと安心。
気持ちの居場所が確定できたら、
次は、また違う形で頑張れるかも。
発表会はきっかけ作りで、全てではありません。
自己表現が嬉しくなったら、音楽が心の栄養になったら、長く続きます。
よく磨いだ白米を炊くのでなく
具沢山の炊き込みご飯でいいです。
たまに取り合わせの相性が悪くても
私が、適当なダシで混ぜあわせますから、ちゃんと食べられますよ。
う~ん へんな例え話に なりましたね。