なぜなのでしょう?
子供の頃からコスモスが好きでした。
コスモスって、道端に勝手に生えているものと思っていました。
学校帰りに大量に咲いているコスモスを見るのがとても好きでしたが、50年以上昔には薄ピンクのコスモスしか見た記憶がありません。
今では、ワインレッド色や濃いピンク、白、黄色など様々な色があってきれいですね。
私は、毎年こぼれ種が発芽して沢山成長する中からある程度色を見極めながら間引いて、全体に色が混じるようにしています。
苗が小さい時から赤や濃いピンクは茎も赤っぽいので分かります。
白や薄ピンクのコスモスは茎や葉の色が薄緑色しています。
大きくなり過ぎない様に7月中旬までに大きく育った苗は抜き取ってしまいます。
その後、お盆前あたりにも伸びた苗は地面から50cmくらいで切ります。
すると、脇芽が沢山出て花数が増えます。
ヒョローっとした一本立ちのものは風で直ぐ倒れるので抜いてしまいます。
しかし、この花束はわざとその一本立ちの集合体で作っています。
上から見るとその状況が分かると思います。
毎年、恋しい風景です。
日々刻々と変化して一時も飽きる事は有りません。
でも、台風が来ると一夜にして完全終了ですが・・・
2日くらい前に右から左に風が吹いたので、左側の枝がはみ出ています。
でも、とっても可憐でしなやかで、そよ風にも揺れるコスモスも良いものです。
玄関前の花壇のコスモスは太い幹に育ったコスモスですが、どうしても下の方の古い葉っぱが枯れて来てチョリチョリになって汚く見えるので、こまめに取ってあげないといけません。
でも、ところどころに咲いているワインレッドの様な濃い色のコスモスは濃いピンクと同じ幹に咲いています。
咲いたばかりは色が濃いのが、時間と共に色が薄くなって濃いピンクになるのだろうか?
一度確かめたいのですが、なかなか出来ません。
期間限定商品で貴重な風景ですから・・・
毎年、コスモスが終わると来年の花が咲くイメージを持ちつつ待ち遠しく一年を過ごします。
次の台風も風を吹かせないといいなぁ。