このところ暫く曇りや雪で星が見れませんでした。
昨夜も7時頃は雪が降っていました。
ところが寝る頃になって外を見たら快晴!
強風が吹き荒れて寒いよね。
強風が吹き荒れて寒いよね。
今話題のZTF彗星を窓越しに双眼鏡で見ると、ぼんやりダストが広がってるのが確認できましたが、尾らしきものはほとんど確認できず。
望遠鏡を外に出すには極寒過ぎて・・・
もう若くはありません。
カメラで固定撮影を試みる事に。
自分の部屋にカメラを設置して準備を全て済ませて、部屋の窓を全開でシャッターを切って窓を締め、写り具合を確認してまた窓を開けて・・・
風が凄くて部屋の中に入り込んで来ます。
で、撮った写真がこれです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2e/73/59dcb770ead0f1c9086586230b975c72.jpg)
トリミングしていません。
今回の彗星は大きく無いので105mmレンズですから、こんな程度の大きさにしか写りませんが、中央にボーと写ってるのがZTF彗星です。
彗星の左下にある星は北極星を含む「こぐま座」のお腹付近の星です。
ただ、地球に近いので動きが早くて、今夜はう少し上に移動しています。
北極星の近くだけあって、20秒露出でも僅かに日周運動の線になる程度で、105mm程度なら十分固定撮影でも写せます。
でも、地球との位置関係で正面近くから見る状態なので尾が殆ど見えません。
横位置から見る感じであれば長い尾が見えるんですが、それはどうにも出来ませんからね。
ちなみに、1996年に地球にとても接近した彗星で百武彗星と云うのがありました。
これは40度くらいに伸びた尾で凄かったですけどね。
50mm標準レンズでしたので入り切れませんでした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3f/7c/db456f3a69c5dd722c3aae046a3f545d.jpg)
尾を跨いで3つの星が「く」の字になっているのは北斗七星の柄の部分です。
実際には写っていない尾の部分は、写ってる長さの半分くらい右側に伸びています。
その尾の長さ実感出来るでしょう。
まあ、今回のZTF彗星はこの寒さの中、望遠鏡を出して拡大撮影する程の物では無さそうなのでやめときます。
これから様々な行事があるので、風邪でもひいたら大変ですからね。