ミニトマト「屋敷」?
そう、ミニトマトさんの家です。
昨年は、普通の直線の棒だけを使って屋敷を作りましたが、今年はホームセンターにU字の物があったのでそれを使って屋敷を立てました。
ちなみに奥の壁部はビニールでは無く防虫ネットで、平行して生えてるドウダンの葉っぱが干渉しないようにしています。
ビニールで覆ってしまうと強風時にポールが折れてしまうと思います。
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直線の棒だけで組んだ屋敷だと、どうしても棒の先端が突き出る部分が生じてしまって、屋根にしているビニールがその突起部で穴が開いたりしましたが、今回は突起部は無く、その様な事も有りません。
また、雨水が貯まる様な事も無く昨年の様な対策も不要です。
更に、本当はこのU字パイプは3種類の長さがあって、下知らベした際には中間のパイプを買う予定でいたのですが、実際に後日買いに行くと中間のサイズが売り切れで、一番長いパイプを買って来ました。
でも、組み立てている最中に何時もの良いアイディアが浮かんできました。
それがこれ。
ぎゃははは・・・
意味不明でしょう。
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視点を変えると・・・
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昨年の実績では、夏場も後半になるとつるが伸びに伸びて天井につっかえてしまって、上の方でごっちゃりと混線状態になり、脇芽搔きどころではなくなりました。
そこで、今回のアイディアでは棚を作って棚まで達したら横に這わせる計画です。
実は、このアイディアは以前に海外の農業系ユーチューバーの方がぶどう棚の様にトマトを空中栽培して、ミニトマトの実は正しくぶどうの如くその棚からぶら下がって下に突き出ているという栽培方法を紹介していました。
今回それが脳裏に浮かんでやってみることにしました。
まあ、準備は完璧ですが、夏になって成長した際にどうなるかはこれからのお楽しみです。
その時にはまたブログします。
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所で、なんでミニトマトに屋根が必要なのか?
それは水の管理を意図的に行うためです。
自然の天候に任せきりだと、大雨が降ると一気に水分過多になりトマトが割れてしまいます。
一般の方は「雨水がトマトに当たると割れる」と云う方がいますが、それは誤りで、根から一気に大量の水を吸収し過ぎてトマトがパンクしてしまう事で割れるのです。
私は、トマトの畝をかなり高くして、畝の両脇もマルチをU字構の様にして横なぐりに入った余分な雨水は排出するようにして、水管理は私が意図的に出来るようにしています。
その状況は上記の写真で分かると思います。
実際、昨年も雨がトマトに当たったからと云って割れた物は殆どありませんでした。
勉強や実験をしたので少しは講釈出来るようになりました(笑い)。