こんちゅう探偵団

日本各地の昆虫好きが集まる謎の探偵団結成・・・!?
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コガタイチモジエダシャク

2018年03月11日 |  ・エダシャク亜科

コガタイチモジエダシャク Agaraeus parvus
2015年7月 北海道

分 布[日本各地] 時 期[7-10月] 開 張[28-43㎜]
ホスト[モクセイ科:イボタノキなど]
写真の個体は夜間外灯回りで見つけた、コガタイチモジエダシャクを撮影。

日本各地に生息するシャクガ科[エダシャク亜科]に属する蛾の仲間。
平地~山地まで広く分布し、個体数は普通。
前翅・後翅の外縁の屈曲は弱く緩やかに曲線を描く。
近似種のイチモジエダシャクに似るので下記の区別点参照。



左:2011年7月 北海道 コガタイチモジエダシャク Agaraeus parvus
右:2015年9月 北海道 コガタイチモジエダシャク Agaraeus parvus


[コガタイチモジエダシャク(左)とイチモジエダシャク(右)の区別]

赤色・・・コガタイチモジエダシャクでは黒点列となり、イチモジエダシャクでは黒色線となる。
黄色・・・前・後翅の外縁はコガタイチモジエダシャクでは緩く曲線を描き、イチモジエダシャクでは強く波型となる。
青色・・・コガタイチモジエダシャクでは浅く凹み、イチモジエダシャクでは強く凹む。


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ヒラヤマシロエダシャク

2018年02月28日 |  ・エダシャク亜科

ヒラヤマシロエダシャク Cabera schaefferi
2015年7月 北海道

分 布[北海道・本州] 時 期[5-7月] 開 張[26-30㎜]
ホスト[カバノキ科:ツノハシバミなど]
写真の個体は夜間外灯回りで見つけた、ヒラヤマシロエダシャクを撮影。

北海道・本州に生息するシャクガ科[エダシャク亜科]に属する蛾の仲間。
平地~山地に生息し、産地は局地的でなかなかお目にかかれないヒラマヤシロエダシャク。
写真は住宅地にある外灯付近で撮影した♂の個体、本種♂の特徴の前翅後縁に白毛が見られる。
近似種としてミスジコナフエダシャク(黄色味が強い)・コスジシロエダシャク(♂前翅後縁の毛は黄色)
がいるがたいがい区別出来そうです。



2015年7月 北海道 ヒラヤマシロエダシャク Cabera schaefferi
[北海道で撮影した個体]




2015年7月 北海道 ヒラヤマシロエダシャク Cabera schaefferi
[北海道で撮影したヒラヤマシロエダシャク4枚の画像]


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ナミガタエダシャク

2018年02月02日 |  ・エダシャク亜科

ナミガタエダシャク Heterarmia charon
2015年6月 北海道

分 布[日本各地] 時 期[5-6月] 開 張[38-41㎜]
ホスト[バラ科:ソメイヨシノ・ウメ ブナ科:アラカシ ニシキギ科 ツバキ科 ニレ科など]
写真の個体は夜間外灯回りで見つけたナミガタエダシャクを撮影。

日本各地に生息するシャクガ科[エダシャク亜科]に属する蛾の仲間。
今のところ北海道内では平地でしか見ておらず個体数はそれほど多くは
なさそうな印象を受けるナミガタエダシャク。
大型で灰色の翅を持ち各横線も明瞭な為、外見だけ他種との区別は容易。



2015年7月 北海道 ナミガタエダシャク Heterarmia charon
[擦れていますが各線がはっきり見える、道央圏内の外灯にて]


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オオナカホシエダシャク

2018年01月11日 |  ・エダシャク亜科

オオナカホシエダシャク Alcis pryeraria
2014年6月 北海道

分布[日本各地] 時期[5-7月] 開張[26-36㎜]
ホスト[不 明]
写真の個体は夜間外灯回りで見つけた、オオナカホシエダシャクを撮影。

日本各地に生息するシャクガ科[エダシャク亜科]に属する蛾の仲間。
平地~山地まで広く分布し、個体数少ない。
北海道では産地や個体数はいかがなものなか? 今後の調査に期待しましょう。
黄色と黒の斑模様が特徴的なシャクガで、♂の触角は櫛歯状で、♀の触角は糸状。
今回掲載した写真の個体は触角の形状から♂のオオナカホシエダシャクでした。
本州以南では山地性の蛾の様で、地域により生息の標高が異なるようです。


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ウスグロノコバエダシャク

2018年01月08日 |  ・エダシャク亜科

ウスグロノコバエダシャク Odontopera bidentata harutai
2015年5月 北海道

分布[北海道・本州・四国] 時期[5-7月] 開張[38-43㎜]
ホスト[カバノキ科:ダケカンバなど]
写真の個体は夜間外灯回りで見つけた、ウスグロノコバエダシャクを撮影。

北海道・本州・四国に生息するシャクガ科[エダシャク亜科]に属する蛾の仲間。
平地~山地まで広く分布し、個体数は普通。
本州では山地性のエダシャクらしいが、北海道では平地などでも普通に見られる。
全体的に暗黄土色の様な色彩です、前翅の外横線・内横線は濃暗色でその外側は白い縁取りの
様なものが見られる。後翅は淡い黄白色です。前・後翅の縁は波型。
近似種には以下の種類もいるが同定は容易。

1:エグリヅマエダシャク本土伊豆諸島以外亜種 Odontopera arida arida (Butler, 1878)
2:エグリヅマエダシャク伊豆諸島亜種 Odontopera arida melancholica (Inoue, 1961)
3:キイロエグリヅマエダシャク Odontopera aurata (Prout, 1915)
4:ウスグロノコバエダシャク Odontopera bidentata harutai (Inoue, 1953)



2015年5月 北海道 ウスグロノコバエダシャク Odontopera bidentata harutai



2015年5月 北海道 ウスグロノコバエダシャク Odontopera bidentata harutai


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アキバエダシャク

2018年01月03日 |  ・エダシャク亜科

アキバエダシャク Hypomecis akiba
2014年7月 北海道

分 布[北海道・本州・九州] 時 期[6-8月] 開 張[38-41㎜]
ホスト[ブナ科:ミズナラ・カシワ クルミ科:オニグルミ トウダイグサ科:アカメガシワなど]
写真の個体は夜間外灯回りで見つけた、アキバエダシャクを撮影。

北海道・本州・九州に生息するシャクガ科[エダシャク亜科]に属する蛾の仲間。
平地~山地まで広く分布し、個体数は多くない。
北海道では、地味ですがなかなかお目にかかれない稀な蛾なのです。
♂の触角は両櫛歯状で、♀の触角は糸状となる。写真の個体はかなり擦れてる♂のアキバエダシャク。

近似種ではオオバナミガタエダシャクがいるが、より大型で前後翅の横線もはっきりと鋸歯状となるので
区別は容易。むしろ似た様な大きさのウスバミスジエダシャクや、ヒメミスジエダシャクの方が
ぱっと見ると混同してしまう。


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ツマトビシロエダシャク

2017年12月19日 |  ・エダシャク亜科

ツマトビシロエダシャク Spilopera debilis
2014年8月 北海道

分布[日本各地] 時期[7-8月] 開張[28-36㎜]
ホスト[スイカズラ科:タニウツギ・ツクシヤブウツギなど]
写真の個体は夜間外灯回りで見つけた、ツマトビシロエダシャクを撮影。

日本各地に分布するシャクガ科[エダシャク亜科]に属する蛾の仲間。
平地~山地にかけて生息し、個体数は極めて多いが北海道では割と少ない印象をうける。
全体的にクリーム色の翅をもち、外縁の翅頂付近には明るい茶色の半円紋が見られる。
前翅の内横線・外横線は明瞭で褐色、後翅にも1本の外横線が見られる。


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ツマキウスグロエダシャク

2017年12月18日 |  ・エダシャク亜科

ツマキウスグロエダシャク Scionomia anomala
2015年8月 北海道

分布[日本各地] 時期[8月] 開張[32-39㎜]
ホスト[不 明]
写真の個体は夜間外灯回りで見つけた、ツマキウスグロエダシャクを撮影。

日本各地に分布するシャクガ科[エダシャク亜科]に属する蛾の仲間。
低山地~山地にかけて生息し、個体数は普通。
全体的に茶色の翅で外横線の外側は黄白色で縁取られる。
前翅外縁には黄白色が広く見られるのは特徴。

近似種は以下の2種
ソトキクロエダシャク Scionomia mendica mendica (Butler, 1879)
コツマキウスグロエダシャク Scionomia parasinuosa Inoue, 1982



2015年8月 北海道 ツマキウスグロエダシャク Scionomia anomala [ここのポイントでは割と個体数が見られた] 


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チャマダラエダシャク

2017年12月17日 |  ・エダシャク亜科

チャマダラエダシャク Amblychia insueta
2017年9月 北海道

分 布[日本各地] 時 期[8-10月] 開 張[60-70㎜]
ホスト[クスノキ科:アブラチャン・クロモジ シキミ科:シキミなど]
写真の個体は夜間外灯回りで見つけたチャマダラエダシャクを撮影。

日本各地に分布するシャクガ科[エダシャク亜科]に属する蛾の仲間。
低山地~山地に広く分布しているが、個体数はあまり多くない。
北海道では主に渡島半島で記録がある大型のチャマダラエダシャク。
♂の触角は櫛歯状で、♀の触角は糸状。♀の翅は♂よりも全体的に白っぽい印象をうける。
似た様な種がいない為、上翅模様だけで他種との区別は容易。





2011年8月 北海道 チャマダラエダシャク Amblychia insueta
[チャマダラエダシャクの裏・表の翅] 



2017年9月 北海道 チャマダラエダシャク Amblychia insueta
[とても大きなチャマダラエダシャク、北海道南部で撮影]


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チャオビトビモンエダシャク

2017年12月16日 |  ・エダシャク亜科

チャオビトビモンエダシャク Biston strataria hasegawai ♂
2014年5月 北海道

分 布[北海道・本州] 時 期[3-5月] 開 張[45-51㎜]
ホスト[不 明]
写真の個体は夜間外灯回りで見つけた、チャオビトビモンエダシャクを撮影。

北海道・本州に分布するシャクガ科[エダシャク亜科]に属する蛾の仲間。
北海道では平地~山地まで広く分布しているが局地的で個体数も少ない。
本州では主に高地に産するが、平地でも局地的に得られている。

前翅では内横線と外横線の外側には赤褐色の帯が見られる。
また後翅では淡白色で外横線は直線状になっている。
近似種のトビモンオオエダシャクに似ているが、前翅・後翅の模様や色彩で区別は容易です。

また静止している姿を見ても、両種を比べると明らかに止まり方に違いがあります。
トビモンオオエダシャクは翅を開いて止まっている事が多いが、本種は翅を閉じて
三角形型に静止している事が多いです。



2014年5月 北海道 チャオビトビモンエダシャク Biston strataria hasegawai
[翅を閉じて三角形型になる、この止まり方が本種の特徴でもあります] 


[チャオビトビモンエダシャクの標本]

 


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