(1)われわれはその渦中にいるときに、その深刻さに気づかないということがある。台風の目の中に入れば無風状態でその周りで起きている暴風がわからない。
安倍首相、政権になって国民の意思、意見を気にしない、問題にしない(世論調査などどうにでもなる)、憲法解釈を独断で拡大解釈し訳の分からない理解をする、かみ合わない議論をして時間だけ費やして議論を終結するという日々を目の当たりにしてきたが、最近取り入れているのがさんざん問題を先送り、放置しておいて、切羽詰まってから時間がないことを理由に期限を設定してとにかく期限までに法案を成立させないと大変なことになる訴えて、まず法案を成立させてから中身は後から一方的な政令、省令で取り繕い決めていくという手法だ。
(2)人口減少による企業の人手不足解消が緊急の課題だとして(少子高年令化社会の到来が予測された頃から人手不足は課題だった)、外国人就労者の受け入れのため入管法改正案を秋の臨時国会に提出して本日早朝に成立させ、来年4月から施行しようという無謀な離れ業だ。
何しろ移民政策はとらないとしながらも、外国人就労者の受け入れ業種を曖昧にしたまま受け入れ枠、上限も明確でなく、受け入れ外国人就労者の生活環境、日本語教育、権利、義務関係もどう整備するのか明確でない法案を、衆参38時間の前提とする法案中身のないまま審議成立させるという国会審議形がい化の暴挙をやった。
(3)政府、与党自民党、公明党は日本社会、企業にとって外国人就労者の受け入れは待ったなしの課題で、来年4月実施に間に合わせなければいけないとの主張のもとにとにかく急いだ。
この主張だけで中身のない法案を強行成立させるというのは、議会制民主主義の否定であり政府、与党自民党、公明党の政治責任放棄という政治自己否定の危機だ。
自民党は質問時間を放棄してまで成立を急いだ国会審議の形がい化だ。
(4)来年夏の参院選、秋の消費税10%引き上げを見越しての安倍政権、与党自民党、公明党の党利党略による政治の私物化の法案の強行成立劇だ。自民党総裁任期を改正してさらに3年延期して再選されて、憲法改正、北方4島返還のレガシーを目指してやみくもの国会運営、実績づくりにまい進、暴走している。
すでにまともな政治運営ではなく、自己目的の独裁的な政治手法だ。
(5)まずは来年夏の参院選を勝利して、衆参改憲勢力3分の2以上を維持確保することを目的にその憲法改正発議を来年通常国会に先送りしてまで入管法改正にこだわり、まずは企業の「票」、協力をつなぎとめる手段にでた。
北方4島返還問題もプーチン大統領とのたび重なる会談でこれまでの4島一括返還から2島+経済協力のロシアシナリオで何としても3年任期で交渉成立を目指す姿勢に方針転換したことが伝えられている。
(6)安倍首相の自己満足、自己目的、実績づくりの政権運営が際立ってきており、改正までしての任期3年延長のへい害、矛盾があふれでている。
安倍首相、政権の暴走(a reckless run of premier abe)は止めなければならない。来年夏の改憲勢力を巡る参院選が正念場だ。
安倍首相、政権になって国民の意思、意見を気にしない、問題にしない(世論調査などどうにでもなる)、憲法解釈を独断で拡大解釈し訳の分からない理解をする、かみ合わない議論をして時間だけ費やして議論を終結するという日々を目の当たりにしてきたが、最近取り入れているのがさんざん問題を先送り、放置しておいて、切羽詰まってから時間がないことを理由に期限を設定してとにかく期限までに法案を成立させないと大変なことになる訴えて、まず法案を成立させてから中身は後から一方的な政令、省令で取り繕い決めていくという手法だ。
(2)人口減少による企業の人手不足解消が緊急の課題だとして(少子高年令化社会の到来が予測された頃から人手不足は課題だった)、外国人就労者の受け入れのため入管法改正案を秋の臨時国会に提出して本日早朝に成立させ、来年4月から施行しようという無謀な離れ業だ。
何しろ移民政策はとらないとしながらも、外国人就労者の受け入れ業種を曖昧にしたまま受け入れ枠、上限も明確でなく、受け入れ外国人就労者の生活環境、日本語教育、権利、義務関係もどう整備するのか明確でない法案を、衆参38時間の前提とする法案中身のないまま審議成立させるという国会審議形がい化の暴挙をやった。
(3)政府、与党自民党、公明党は日本社会、企業にとって外国人就労者の受け入れは待ったなしの課題で、来年4月実施に間に合わせなければいけないとの主張のもとにとにかく急いだ。
この主張だけで中身のない法案を強行成立させるというのは、議会制民主主義の否定であり政府、与党自民党、公明党の政治責任放棄という政治自己否定の危機だ。
自民党は質問時間を放棄してまで成立を急いだ国会審議の形がい化だ。
(4)来年夏の参院選、秋の消費税10%引き上げを見越しての安倍政権、与党自民党、公明党の党利党略による政治の私物化の法案の強行成立劇だ。自民党総裁任期を改正してさらに3年延期して再選されて、憲法改正、北方4島返還のレガシーを目指してやみくもの国会運営、実績づくりにまい進、暴走している。
すでにまともな政治運営ではなく、自己目的の独裁的な政治手法だ。
(5)まずは来年夏の参院選を勝利して、衆参改憲勢力3分の2以上を維持確保することを目的にその憲法改正発議を来年通常国会に先送りしてまで入管法改正にこだわり、まずは企業の「票」、協力をつなぎとめる手段にでた。
北方4島返還問題もプーチン大統領とのたび重なる会談でこれまでの4島一括返還から2島+経済協力のロシアシナリオで何としても3年任期で交渉成立を目指す姿勢に方針転換したことが伝えられている。
(6)安倍首相の自己満足、自己目的、実績づくりの政権運営が際立ってきており、改正までしての任期3年延長のへい害、矛盾があふれでている。
安倍首相、政権の暴走(a reckless run of premier abe)は止めなければならない。来年夏の改憲勢力を巡る参院選が正念場だ。