この間simさんから教わったVHDLによる論理合成の基礎。
さらに読み進めました。
他の入門系の本と違って、じっくり読まないとなかなか
頭に入ってこないので腰据えてじっくりと読んでいる
んですが、スルメの様に噛めば噛むほどこれまで
解らなかったことが掴めてきました。
他の入門書類が、いわゆるLEDピコピコやナイトライダー
的なところで一段落しちゃっているのに対して、
この本だと「なぜこういうコーディングになるのか」と
いったことを、実際に論理合成される回路と結びつけて
解説されているので、今まで「魔法の呪文」だったところも
中身まで解るようになっていっている気がします。
ひとまずようやく「ステートマシン」の入り口まで
たどり着きました。
ここに行き着くまでに、ライブラリってどうなってるの?
とか、オブジェクトの作り方とか、リセット信号の
クロック同期/非同期の回路とか、不定値(x)を入力値
にするのってどんな時?とか、'event以外にどんな属性が
あるのかとか、functionやprocedureの作り方、使い方とか、
もう盛りだくさん。
今までに躓いたところはことごとく触れられている気がする…
ここらへんが解ってないと、やっぱり複雑なものは
作れないし、人の書いたVHDLも読めないだろうし。
他の入門書を読んでみたはいいけど、本の課題から
すこしでも外れてしまうとチンプンカンプンになって
しまうという場合、この本はいい助け舟になって
います。
でもまだ、本題の「合成に向いたコーディング」の章までは
たどり着いてないんだよな。もうちょっと先。
でも今日はなんだか風邪気味なので、続きはまた今度
読むことにします。
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