CPLDでカラーコンポジット信号を作っちゃおう
という話の続き。
一応VHDLはそれっぽい形になったことはなったの
ですが、DA変換回路を色々考えていたらあまり
いい感じにならなかったので、ちょっと見直しを
することにしました。
Y信号4ビット、C信号4ビット、c-cyns1ビットで
考えていたんですが、テレビ側の75Ω抵抗と絡めて
考えると、オペアンプかDA変換ICかなにかを
使わないとダメそうで、外付け部品が多くなるのを
嫌ってみます。
で、一つの考え方としては、75Ωを最上位ビット
として150Ω、300Ω、600Ω、1200Ω、
2400Ωという感じで重み付け抵抗のDACを組んで
DA変換を行う方針で考えてみます。
(600Ωは市販されてないみたいなので620Ω
で代用します)
(後日訂正:R2Rラダー…×、重み付け抵抗…○
R2Rラダーについては以下の日記をご参照↓)
http://brown.ap.teacup.com/nekosan0/410.html
なお、この場合の75Ω抵抗は片側が常時GNDに
繋いであるので、つまり最上位ビットが「0」という
回路と同義です。残りの150Ω以降の抵抗に
0か1を入力することでDA変換します。
出力されるレンジは0V~約1.65V程度ですね。
こうすると、2400Ωまでなら5ビットDA変換、
1200Ωまでなら4ビットDA変換ということに
なります。しかも、オペアンプもビデオアンプも
専用DA変換ICも要らず、数個の抵抗だけで
テレビに直結できます。
で、CPLDからの3.3V出力を各抵抗で分圧
するという前提で表計算ソフト使ってザックリ計算
してみたところ、4ビットDAでは微妙。5ビットDA
なら大体いい感じになってくれることがわかりました。
ちなみに5ビットDAなら最小分解能が約0.05V。
4ビットDAなら約0.1Vくらいになる計算です。
Y信号C信号を分けちゃった方がいいのか、それとも
CPLDの出力時点でYCを混ぜてしまった方が
良いのかが悩ましいところ…
CPLDのリソースは少し余裕があるので、混ぜて
しまってもいいかな、と思いつつあります。
どうせこの程度のビデオ信号ならS端子出力にする
意味はないしね…。
それにしても、シンクロ信号も電圧で表現しないと
いけなくなるので、VHDLの中身まで弄りなおさ
ないといけなくなるなぁ…。まぁ、外付け部品が
少ないに越したことはないと思うので、そっちを
選んでみます。
entity文から修正が入っちゃうな…
(追記)
そういえば、Y信号とC信号を合成するとしたら
加算回路が必要になるんだけど、目下算術ライブラリ
は組み込んでないから、規模の増加が心配だな。
多分5ビットのfull adderが必要になるんだけど、
残った回路に押し込めるのかどうか…
XC9536XLって、やっぱり小さいな…
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