「PIC AVR 工作室」サイトの日記的なブログです。
サイトに挙げなかった他愛ないことを日記的に書き残してます。
PIC AVR 工作室 ブログ



今日は超ショック。帰り道、しょんぼりの帰宅。

ここ数日、地元の本屋で見つからなかった雑誌を
書泉でようやく発見。早速気になっていた特集記事
を眺めてみる…

ま、まさか、イギリスのスパイか!?

オイラがマイコンを使ってみよう思ったキッカケの
あれが…失敗に次ぐ失敗を重ねながら、数年前に
ようやく実用レベルの試作機までこぎつけたあれが…

まさか地球の反対側で製品化されたとは…
盗られてしまったなぁ…考えも付かなかったなぁ。
せめて敵は職人の国、ドイツあたりかと…
イギリス、侮りがたし。


まだ詳細まで読み込んでない…というか細かい
ところまで説明されてないから、厳密には判断に
困るところなんだけど、多分同じアイデアな感じ
がする。一応、要確認だな。


うーん。オイラに足りない致命傷はやっぱ
「資本力」と「体力(いわゆるマンパワー)」
なんだろうな。
細々とやってて、そのアイデアがモノになる頃に
他の人たちが一気に実現しちゃうのはガッカリだなぁ。
資本力と体力がないと瞬発力を生かしてモノに
こぎつけることができないもんな。


そういえば…

オイラはそもそもこれを作るためにPICを始めて、
これを作るためにCCS-Cのライセンス買って、
これを作るためにmplabのシミュレーション機能
を弄りまくって、そんなこんなでようやく
マイコン幼稚園卒業だったんだもんな…
あれを始めてからもう10年ちかく経つのか…


それにしても「これだ」ってアイデアならやっぱ
ちゃんとパテント取るなりして置きなさいよって
ことなんだろうな。

まぁ、市場規模で言ったら「あっちの件」に比べれば
鼻クソ以下のものだけど、思い入れが全然違うんだよな。
たしかに「あっちの件」の方は、もし当時ちゃんと
ビジネスモデル特許取ってれば年間×…×円規模の
巨大マーケットだったからな。あれはあれで痛かった。
あの規模ならどう考えても大手が参入してくるわな。
あれこそ瞬発力だ。

でも金額じゃぁないんだよな。思い入れの強さなのだ。
初めて触るPICの環境、電子回路周りの知識不足、
その他モロモロの現実の制約事項…
ゼロから始めて幾つもの壁にぶち当たって、時には
力不足でめげて、時には力技でねじ伏せて、時には
空から天使が舞い降りてくるのをじっと待って、
一歩一歩カイゼンしながら実用レベルまで
こぎつけたんだもんなぁ…


とまぁ、だいぶ大げさなんけど。でも思い入れが
大きかっただけに、オイラ以外にこんなアホなこと
考えようと思ったり、まじめにモノヅクリに走る
なんて思って無かったし、しかもイギリスかぁ…
オイラが育てたアレが異人さんに連れられて
行っちゃったようで悲しいな。

まぁ、マイコンによるモノヅクリの楽シサ、苦シサ、
辛サ、甘サ、テレサ、加藤ローサ、その他
モロモロを味わったキッカケのモノだからな。
これだけでもいい経験だったな。何事にも換え難い
経験だよな。アレ以来色んな可能性が広がったもんな。
それだけでもめっけもんか…

どうせならやっぱひとつページを作って纏めて
おこうかな。どうせ当面はウクレレもすぐには
製作に着手できそいうにない状態だしな。


というわけで、これをみているイギリスのスパイ
の人。オイラにこのカッコいい製品版1個下さい。
デザインはさすがだな。プロの仕事だな。
質感が良いな。やっぱ工業製品と適当な手作りでは
質感が違うよな。

まぁオイラのは材料費が全部あわせて3000円程度
だから敵うわけないんだけど。
でも性能的には決して劣ってないよ。そこだけは
トコトン拘ったもんな。最も拘ったところだもんな。

はぁ。とりあえず時間が出来たら再度確認だな。



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