まこちゃん

スピカが突然右後ろ足を痛めた。
ひょこり、ひょこりとびっこひいて歩く。
天日干しを終えた布団を部屋に積んでたら、そこから飛び降りた時にどうにかなったらしい。
折れたんちゃうやろな、と心配でもあるけど、この子は前にも同じようなことがあった。
で、その時は一週間ほどで普通に走り回るようになった。
だから今回もちょっと様子をみることにした。

いちからちょっかい出されんように、母屋縁側におこもりスペースを急設。
水もそばに置いた。



結構気に入ってくれたのか、早速おこもり態勢に入ったスピカさん。



スピカもいちももう10歳。
そろそろ調子悪いとこも出てくるんやろなぁ。

いつも楽しみにしていたブログ「まこという名の不思議顔の猫」のまこちゃんが、十日ほど前に亡くなった。
12歳。
保護ボランティアさんから引き取った当初の、無表情で、どこかあらぬところを見ているような子猫のまこが、飼い主さんに愛情をたっぷり注がれて、なんとも味のある魅力的なニャンコに育っていった。
勝手にファンでいたおかちゃでさえとても寂しいのに、共に暮らしてきた飼い主さんの悲しさはいかばかりかと思う。
まこちゃん、今までほんとにありがとう。
よく頑張ったね。
生のまこちゃんを撫ぜたり抱っこしたりできる飼い主さんに、おかちゃはちょっとやきもち焼いたりしてたんだよ。