猫とおかちゃと月光仮面    のんびりふんわり自然農

~田舎でのんびり自給生活…のはずが
    無農薬、無化学肥料の自然農。猫の手借りたい時もある~

綿の花から、衣服まで

2022年03月30日 | 手工芸

 

エコとか、サステナブルとか、SDGsとか。

なんのこっちゃねん。

けどそんな外国の言葉に頼らんでも、

「自給自足」

もしこれができたら、これら全部クリアーできるんちゃうやろか。

 

んなもん、無理やろ !

て、思う ?

ところめが、ところめが、

これやろうとしてる人、いてはんねん。

 

こないだ、突然こんな看板、玄関前に出したおうちがある。

なんと、私が住んでる村の住人さん。

 

看板には「糸紡ぎ」てあるよね。

けど、ここだけの話やけど、この人、糸紡ぎだけちゃうねん。

実はこの人、畑に綿の種まいて、育てて、その花から糸紡いで、機織りして、ストールくらいならちゃちゃちゃって作ってまうねん。

そやそや、地元の野山で採れる花や野草で、草木染めもしはるんやった。

つまり、人間の暮らしに必要な「衣・食・住」のうちの、「衣」が自給できてまうねん。

 

  すごいやん !

せやのにこの人、それ、黙~ってんねん。

内緒でこっそり、独りでニマニマやってはんねん。

「変態か ?」て聞かれたら、私は自信をもって答えます。

  YES!

 

それがこないだ、どないな風の吹き回しか、ちらっと看板出してみたんやって。

若気の至りというんかなあ、

それとも気候の変わり目で、ちょっと体調悪かったんかもしれんなあ。

その気のゆるみに乗じて、

一部、証拠写真撮ってきた。

 

これ、綿の花から種取り出したとこ。

 

んで、この「チャルカ」ゆうインドの道具で糸に紡ぐんやって。

 

他にもいろんな道具あった。

こんなんとか、

これ、日本の糸車やって。

 

んで、こんなんもあるし。

これは西洋の紡毛機で、私も何回か教えてもうたことある。

これで紡いだ毛糸でネックウォーマー編んで、今年は風邪ひかんと乗り切れた。

 

ここのおうち、もうほとんど博物館状態。

皆さんようご存知の通り、私は写真がド下手やから、かえってマイナスイメージ植え付けてもたらあかん。

インスタ始めはったみたいやから、興味あったらそっちみたげてくらはい。

もしジャンプせんかったら、「 インスタ 雲屋 」で検索してみてくらはい。

看板にもインスタにも、連絡先書いてなかったような気ぃするけど、

コメント入れといたら返信くれはると思いますよ。

 

あるいはメールなら、 kumoya@kcni.ne.jp

電話がええねんゆう人は、 0790-33-0663 (お昼前後ならつながる可能性あり)。 

 

ちなみに、私よりふた回りほど若い、スレンダーな女性です。

好みの色に毛糸染めてくれはるかも。

 

さんざん説明させて、隙見て隠し撮りして、

その挙句、お豆や具いっぱい入ったぬくぬくのおこわもろて、

ほくほく帰ってまいりました

 


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