The orthodox civilization is the festival politics of Japan

「安藤真の『世界文明の正統は』」の続き、祭政は人間中心を超え物質文明を越える、これを受け継いでいるのが日本の伝統と文化

なぜ祭政なのか 4

2014-05-12 10:16:41 | Weblog
          
 1月2日の一般参賀には、実に多くの人々が押し寄せるのだが、外人の多いのには驚く、当初は観光ルートに入っているのかぐらいに考えていた、そうではない、世界の二大権威のひとつに対面して一生の思い出にする、そういう人もいる、その時、私の前に台湾からの老夫婦、
 「これで、思い残すことはありません」

 「正月の空気に松の緑の厳かさ」、それは、戦後の教育が教えてこなかったことだろう。

 今年も出かけたのだが、ショルダーバッグを肩に歩いていくと、検査所の方に誘導される、前方にヒトのカタマリ、小柄な婦人警官に、どのくらい待つか、
 「30分は、かかります」
 体調がよくない、有楽町に引き返した。

 その前の年は突き進んだのだが、持ち物検査にボデイ‣チェック、気持ちのいいもんじゃあない、私の前に、二人のアラブ人がいた、別にイヤガリもしないのには、ちょっと驚く、こういうのは慣れているのかと、その時は思った、後で調べてみるとあの地域にはタイヘンな親日家がいるらしい、
 「ニッポンをソンケイしています」

 参拝者の列の脇にはケイカンや私服が、キョロキョロ・ギョロギョロ、すごい警備なのだ、きっとソードーインだったんだろう。

 検査所のケンサには、変なもんは持っていかないい方がいい、地方からやってきたト金紳士、ずいぶんえばっている、
 「これ、なんですか」
 「あしのもちものです」
 「ゴロゴロしていますね」
 ズボンの上からタッチ、
 「あしのもんは、おっきいんです」
 「ふーん」
 手をずらすと、
 「このながーいものは」
 「あしのピストルでーす」
 「な‣な‣なんですって」

 別室に、引っ張られていった、あまりミエをはらないほーがいいネ。