The orthodox civilization is the festival politics of Japan

「安藤真の『世界文明の正統は』」の続き、祭政は人間中心を超え物質文明を越える、これを受け継いでいるのが日本の伝統と文化

天安門事件と2・28事件 上

2014-10-05 02:02:33 | 世界経済
               
 2・28事件を知っているだろうか、2・26事件ではない、1947年2月28日に台北で発生した、大陸からやって来た蒋介石グループのあまりの横暴な姿勢に反発、たちまち台湾全土に広がる、これに対して、徹底的な弾圧が行われ、どれだけ殺されたか分からない、というのは、その事件で死んだことが判明すると仲間だと見なされるからで、病気で死にました・外国を旅行中です、これは、天安門事件と同じパターンになるだろう。

 台湾では、その後も弾圧が続き、白色テロが横行した、白色テロとは政府による弾圧で、これによって有為な人材が激減、だから、厚木飛行場で労働をし夜間の学校に通っていた台湾の若者にチャンスがめぐってきた、彼らは台湾の経済発展に貢献し、何年か前、彼ら一行がヨコハマにやって来た、「ニッポンもよくなりましたが、台湾も発展したんですよ」、そうそう、一時期、日本への往来ができない期間があり、「一目、皇居を見たい、富士山を見たい」、そう言って亡くなった父親の位牌をもって日本にやってきた台湾の若者がいた、新聞やテレビは報道しなかったようだ、何百年も前の時代物をやってばかりいないで活きた歴史を、なぜ取り上げないのか、やはり「亡国のテレビ局」、新聞も、なにをやっているのか、記者が署名入りの記事を書くようにしなければ、いつまでたっても健全な世論は生まれない。

 ところで、今回の香港のデモ、どう展開するか、デモ隊と強権政府が、がっぷり四つなら、習近平の失脚になるやもしれぬ、すると、№2の李克強の出番、実務派の台頭、かえっていいかもしれない、そして、この国には、李と親しい政治家がいた。
         
 さて、香港の動向、今のところ分からない、ネットでは、
 1、学生側の主張が通る
 2、中国政府が押し潰す

 もちろん、1は少なく2が多い、あの天安門事件の二の舞か、戦車部隊を動員してデモ隊を轢き殺す、YouTubeで天安門を検索すると、凄惨なシーンが出てくる、ひしゃげた自転車、乘っていた若者はどうなったか、数十トンの重さとキャタピラでsmash、肉も骨も残らない、三国志に豪傑の振り回す鉄棒で相手の兵士が肉ミソになったとあるが・・・自分の国の若者にさえこれほどのことをするのだから、チベットやウィグルではどんなことをしているのか、この国の新聞、ちょっとはシゴトをしてもいいのではあるまいか。

 TOKYOにはチベットやウィグルの人々が来ており、明治神宮の参道をうれしそうに歩いている、
 「こんな国を つくりたいのです」

 1月2日の一般参賀には、実に多くの外国人が来ていた、芝の増上寺の黒地蔵に手を合わせるチベット人、鎌倉の大仏に跪(ひざまず)き礼拝するミャンマーの女の子、彼女は小さな大仏を買っていった、
 「毎日 この大仏にお祈りをすると またニッポンにこられると信じられているのです」

 1個400円、ニッポン、そんなにいい国だったんだろうか。