映像による放送システムの第2段階、そのひとつに、誤った情報が流された後に正しい情報を流しても、前の誤報の影響力が持続する、かなり緻密なデーターの結果らしい、近代の大衆社会の特質かもしれない、浮薄な大衆はつまらない真実よりも面白い虚構を愛する、早速、これを利用する政府が出ている。
かつて、敵対するグループを谷に閉じ込め、入口をふさぎ、谷の上からアブラをそそぎ皆殺し、しかも、その油は首都から持ってきた、それから千数百年後、直属の部隊を学生と市民の中にまぎれこませ、デモを煽り、より過激化させ、イッセイ射撃、瀕死の学生たちを戦車で轢き殺していく、そして、
「天安門で死んだ者は 一人もいない」
あの国が急速に成長したのは、安価な労働力をエサに、外国の資本と技術を取り入れたためで、見事に成功したことになるか、さて、10月16日現在、香港デモに対する北京政府の対応がワン・ランクほどアップして「騒乱」、この国の新聞があんな状況だから、ナマの事実が分からない、不平や不満でいっぱいの中国の人々は、どう出るか、地方都市に飛び火する可能性は、どれほどなのか。
あるいは、前回のように弾圧か、それとも一歩下がるか、それは、ないかな、ところで、あの国のネットで尖閣問題に触れ、
「ナマイキな小日本を ぐーの音も出ないようにたたいてほしい」
ところで、中国では、日本の海軍力を高く評価しており、
「中国が 敗けるかもしれない」
ここから論が展開した、
「それでもいい それでもいいんだ」
その理由、
「そうなれば 今の強権政権が倒れて 民主的で平等な政府を樹立できるかもしれないからだ」
すぐさま消去、だが、これを見たネチズンがcopy、あっという間に世界中に配信されてしまった。
あの温家宝は、中国漁船が日本の巡視船に追いかけ回されている、虐待されていると発言していたのだが、ここのところを、しっかりと報道した新聞やテレビは、いたんだろうか。