節分だが、
トランプのお面をかぶる 鬼の役
連日、世界中が大さわぎ、どう収まるのか。
流れが変わったようだ、その流れに、イギリスとアメリカが乘った、ドイツとフランスは見ている、だが、EUは解体に向かっているのかもしれない、だから、
「さすがに アングロ・サクソンは素早(すばや)い」
トランプはドイツ系アメリカ人だが、彼のスタッフの多くはWASP、そもそも共和党はWASPがメインだ、そして、イギリスはクセモノで、
「腐(くさ)っても イギリス」
D.リカードの自由貿易論を展開して植民地時代の覇者(はしゃ)になる、これはナチス・ドイツが精巧なニセ・ポンド札によって世界の基軸通貨の地位を引きずり落とすまで持続する、次がアメリカのドル・$、このつながりは「あやしい」、それにしても自由貿易の拡大としてのグローバリズム、これにトドメを刺そうと言うのだから、皮肉だ。
ところでニッポン、どうするつもりだろう、まるで読めていないようだ、アタフタ・オロオロ、ことなかれのエリート官僚では対処できない、異能・異才のチームを作って強引なアメリカと対決する必要がある、できるかできないか・・・1965年の日韓基本条約の時、例によって、ああだこうだ、
韓国のものは 韓国のもの
日本のものも 韓国のもの
あのチョーシだ、
オレは 正しい
正しいたっら 正しいんだ
間違えたって 正しいんだ
わけがわからない、この時、日本の官僚は、
「そんなに言うなら 朝鮮半島に投じたインフラの代金を請求しますよ」
「・・・」
「鉄道・通信・道路・港湾・電気・上下水道・・・」
真っ先に手をつけたのが学校と病院、だから、50年で人口が3倍になっている、アフリカの若者が、これを高く評価している、
「ヨーロッパの宗主国は アフリカから奪うだけで何もしてくれなかった 鉄道の一本も敷設しなかった」
見ているものは見ている、こうした意見を取り上げないニッポンのテレビは、どこの国のテレビなんだろう。
終戦直後、巨大ダムの水力発電機のモーターを解体して、ソビエットが持って行った、満州の重工業施設でもそうだった、朝鮮の若者が身体を張って、
「これ以上は止(や)めてくれ それを取られたら戦後の半島の発展が頓挫(とんざ)してしまう」
それで、発電モーターのいくつかを、なんとか死守できた。
当時の日本には、気骨のある役人がいた、今はものわかりのいいやさしげなインテリたちだ、どーなるんだろう。