The orthodox civilization is the festival politics of Japan

「安藤真の『世界文明の正統は』」の続き、祭政は人間中心を超え物質文明を越える、これを受け継いでいるのが日本の伝統と文化

金正男と中国の太子党 上(7)

2017-02-18 10:36:25 | Weblog
 
 これは、2912年の2月に発表したものだが、こういうことになってしまった、紹介してみる。

 金正男、なぜ、あれだけ自由に行動できたのか、やはり、中国が守っていたからだろう、普段は気づかないほど遠くから見守っているが、危機が迫ると警備担当者がしっかりとガード、なぜガードするのか、それは北朝鮮が混乱しては困るからで、とにかく現状を維持しなければならない、だから、次の指導者として温存しているんだろう。

 特に次の主席は習近平だが、彼は太子党の出身、この太子党が金を支えている、彼らは金正男を「胖哥(バンガー)」と呼び慕っている、胖哥とは「太った兄貴」という意味で、彼らの中には、
 「北朝鮮の次のリーダーは正男氏の方がふさわしい」

 中国が北朝鮮の指導者の長男を保護しているのは、
 「正恩体制が破綻した際、思想的に中国に近い彼を平壌に送り込み、次期指導者に仕立てあげる目論見である」
 だから、
 「中国が持つ最後の北朝鮮カードと言えよう」

 だが、国家が崩壊する時には、個人の力ではどうにもならない、個人の善意や良心とは全く別のメカニズムが働く、だから、どうなるかは、まるで分からないというのが本当だろう。

 追記  
 新大統領のゴタゴタで警備がゆるんだ、そのスキを突かれた、残念なことだ。

金正男と中国の太子党 下(10)

2017-02-18 10:24:55 | Weblog

 北朝鮮が核・ミサイルの開発から手を引かなければ協力はできない、これが西側諸国の合意だ。

 ところが、新しい将軍さま・金正恩、先軍政治をぶち上げてしまった、「先軍政治」とは軍事を優先するということ、経済政策は二の次三の次、平和国家を目指さないということであろう。

 これでは、日本を初めとする西側各国は経済協力ができない、まだ二十代の指導者、この辺が分かっていないのだろう。

 もし、これが金正男なら、こういうことはしないだろう、だから彼の評価はぐんぐん上がっていいる、ここで紹介したように、なかなかの人物、世界の情勢が分かっている、東京新聞が関係しているので、その内容、若干の不安がある、だが、あのメール、あの通りだろう、これほど礼儀正しいオトコも珍しい。

 だから、中国にとって最後のカードなのだが、日本と西側にとっても重要なカードかもしれない。

 追記  
 本当に残念なことになった、貴重な人物を失ってしまった、これから、どんなコトが起きるか。