アメリカは、一貫してニッポンを狙(ねら)っていたのかもしれない、それはアジアのマーケットを睨(にら)んでのことで、この2カ国は宿命のライバル、現在はどうなっているのか、表面的には仲が良さそうだが、細部を見ていくと、未だにコントロール下にあるものが多い。
だから、親切そうに押しつけてきた「平和国家・民主主義」のセットにはどんな意図があったのか、「平和」は戦争させないことであり、「民主主義」はタテ型の社会構造を破壊(はかい)すること、日本という国はタテ型の命令系統でこそチカラを発揮する、あの太平洋の戦闘で知悉(ちしつ)している、日本を蹴落とすためにはタテ型の文化構造をガタガタにする、タテ型の歴史体系をメチャクチャにする、それでこそあの「死して後(のち)止む」を捨てさせることができる。
Another purpose of democracy may be to make Japan division and disruption
アメリカは、この国がチカラを発揮するのはタテ型の社会構造であることを体得していた、それが、あれよあれよれよという間の経済成長・GDP世界第2位、これは誤算だったのか。