実験国家・満州国で、計画経済と資本主義の長所を取り入れた第三の経済システムが研究され、終戦前には完成しており、戦後、大蔵省と通産省の下で、運用されあの敬愛成長が展開されることになる。
そして、ひそかにこれを研究する共産中国の若手たち、
「小日本 なにするものぞ」
「しかし 背に腹は代えられない」
「ここは ナミダを飲んでヒザを屈するか」
「すなおじゃあないね」
「・・・」
「おぬしらは なにをわらうと隠居の『へ』 みとめたらいいだろうが」
「おまえたちだって おまえたちだって」
「なんですか」
「漢字をぬすんだろう 元号をぬすんだろう」
なんて態度が悪いんだろう、それでは、
「元号 つかえばいいだろ」
「ふん」
「もっとも あのガイコツみたいな簡体字じゃあ 見栄えがしないな」
「うっうっうっ」
「そんなとこで う〇こなんかするんじゃあねえぞ」
「・・・」
ここらで、決めようか。
「頭が高い 頭が高い」
「『令和』 この二字が目にはいらぬか」
「うわあー」
まったく、こまった連中だなあー