三島由紀夫が自決した後に京都に出かけた、古書店の主人が、
「あてら ああいうことは ようけでけまへんな」
その理由が、
「遊びすきのお公家はんが まち方のおなごはんをたずね ひとばんすごし」
「うん うん」
「あなたはんも すきどすな」
「ほっといてください」
「そんでももって よくあさ うらから出ようとすると みつかったしまって
デヘヘ・・・
そんなシーンが ぎょーさんあるんです」
「だから とてもとても いのちをささげるなんてコトは ようけでけまへん」
お公家はんのトップが天皇はんなのか。東京の感覚とは違っている。