ヨコハマの最終兵器のM君、なにを言い出すか、
「天下のNHK きみのいうHuge money を投じて 8Kで『Stranger 上海の芥川龍之介』をやる」
「100年前の中国を再現する すごいセットをしつらえ タイヘンな画面になるようだ」
「そんなことをするより もっとやることがあったはずだがね」
口うるさいヨコハマ・スズメ、
「NHKは いつも 逃げている」
「そんなこと 言われてもこまるな」
Mは、
「チベットやウィグルで何が行われているか こっちが先だろうが」
「まあまあ 今回の企画 いい着眼点だと思うよ」
「それはそうだがね」
文学少年だったM君、気をとりなおした、
「最高の映像らしい 水をまいて蒸気を発生させて100年前を再現する 日本人のコンテを中国人スタッフが見事にセットにした」
200人の中国人と30人の日本人による作品、まあまあの出来か、完成のパーテイで日本人と中国人が記念のツー・ショット。
こんなところで日中の友好が実現していた。