
北京を訪れた田中角栄に、不倒翁・周恩来が、
「昭和天皇さまに よろしくおつたえ下さい」
毛沢東の権威化・神格化に失敗した共産中国は、権威の必要性を痛感していた、
「権力だけでは 国を治めきれない」
だが、これは、作ろうとして作れるものではない、
「ニッポンとは なんという国なのか」
「これだけは 中華文明が作れなかったモノだ」
数百年・千数百年の産物、
「権力の相対性 権威の絶対性」
かつて、胡蘭成さんは、
「世界文明の正統は 古代中国の礼楽と 日本の祭政である」
これを、理解できる人が、
「少なくなってしまった」