終戦の前後、政府の研究所からケムリが上がったらしい、機密書類を焼却したのだ、戦後、神田の古書店に「大逆事件の法廷記録」が売りに出された。
こっそりと持ち出した者がいたらしい、それは目の玉が飛び出るほど高価、しかし、これを買った人は、大逆事件の研究の第一人者になった、この時、処分された機密書類には、どんなものがあったのか。
この国が近代国家になるために、消去されたモノとヒト、日清・日露戦争で国民の目が外に向いている間に、何がなされたか、
1、漂泊集団
2、列島の山人たち
3、その他
彼らは、
「どこに 行ったのだろう」