The orthodox civilization is the festival politics of Japan

「安藤真の『世界文明の正統は』」の続き、祭政は人間中心を超え物質文明を越える、これを受け継いでいるのが日本の伝統と文化

マクロ的日本人論 13

2020-10-14 10:00:32 | 世界経済
 

 「目 見えないの」
 「ほんのすこし 見えるんです」

 「父親が死んで長男が財産を継いだんです わたしはマッサージの学校をでたんですが」
 「うん」
 「長男が おまえがここまでなれたのは オレのおかげなんだ・・・」
 
 いつも座る席に長男の子供が座っていた、
 「長男のヨメが そうさせたんですね」
 「それは つらいなあー」
 「ええ ええ」
 この国のムラ社会のシクミと伝統だ、このヒトはまだ良い、手に職があるからだ、貧しい農家のムスメはヨメに行っても、気にいらぬコトがあると、たちまち離縁された、「足入れ婚」、東北の暗さの原因のひとつ。

 「まだ この町を出たことがないんです」
 「胸の底から 息をしてみたいんです 胸の底から」
 
 「今日は うれしかった」
 「こんな楽しい時間は ひさしぶりです」
 「ありがとうございました」

 こちらこそありがとう、
 「津軽の魂に 触れることができた」