このサウナの大風呂、東京のサラリーマンが、
「夜行のバスで帰るんです」
「ははあ」
バスは新幹線の三分の一ぐらいの料金、
「なんに使うんですか」
「ふふふ」
クラヴのホステスにプレゼントするんだろう、そして、
「本当に好きなヒトなら ハンカチのイチマイでもうれしいんです・・・」
「ざまあみろ」
となりのオtコは背中がボサボサ、背骨のワキに剛毛がタテに2列、
「まるで タテガミだな」
地元のようだ、記紀の「毛人」だろう、あの坂本竜馬もこれだったらしい、あの竜馬は、司馬遼太郎の竜馬だ、
「あんなもんではない」
あの時代の王道は「公武合体による近代化」、それでは利権を確保できないい、そこでイナカモンが暗躍した、そのクロマクはイギリス、
「まんまとしてやられたのだ」
薩摩を蹴落とした長州閥は、この前のアベまで、この国をコントロールしてきた。