サロメ/MET08-09舞台撮影
作曲:リヒャルト.シュトラウス、演出:ユルゲン・フリム
指揮:パトリック・サマーズ
出演:カリタ・マッティラ、ユーハ・ウーシタロ、イルディコ・コムロージ
触れてはならぬ腐敗した、情熱の炎が赤黒く、燃えさかる人の心の奥底を、おそるおそる覗いた物語なのだろうか?昔話にはこんなのが多いけれども、それにしてもその欲情の闇の深さ、深遠なことに気持ちが釘付けになる。
預言者が入れられた地下の牢獄のブルーの輝きが、その情念の対極のようでもあり、理性の象徴なのだろうか。しかしながらマッティラが表現するサロメの情欲の強烈さは圧倒的で、その理性もかすんでしまうように見えた。
ウーシタロの声量が巨大。釣鐘の轟音のよう。
コムロージはヘロディアスで落ちついて安定した芝居、歌。
マッティラの7つのヴェールの踊りはストリップ・ティーズを模したもの。
劇の衣裳、美術は現代に置き換えられている。クラシックな感じのものも観てみたい。
08.11.28 東劇
作曲:リヒャルト.シュトラウス、演出:ユルゲン・フリム
指揮:パトリック・サマーズ
出演:カリタ・マッティラ、ユーハ・ウーシタロ、イルディコ・コムロージ
触れてはならぬ腐敗した、情熱の炎が赤黒く、燃えさかる人の心の奥底を、おそるおそる覗いた物語なのだろうか?昔話にはこんなのが多いけれども、それにしてもその欲情の闇の深さ、深遠なことに気持ちが釘付けになる。
預言者が入れられた地下の牢獄のブルーの輝きが、その情念の対極のようでもあり、理性の象徴なのだろうか。しかしながらマッティラが表現するサロメの情欲の強烈さは圧倒的で、その理性もかすんでしまうように見えた。
ウーシタロの声量が巨大。釣鐘の轟音のよう。
コムロージはヘロディアスで落ちついて安定した芝居、歌。
マッティラの7つのヴェールの踊りはストリップ・ティーズを模したもの。
劇の衣裳、美術は現代に置き換えられている。クラシックな感じのものも観てみたい。
08.11.28 東劇
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