文科省の前局長が受託収賄容疑で逮捕された。庶民からの率直な考えからすれば 「なぜこのようなエリート官僚が?」 と、不思議な気持ちになるが、このところ官僚の不祥事が多いのは何故なのだろうか?
私大支援策が選定されるように便宜を図り、その見返りとして自分の息子の入学に有利な点数を得た容疑のようだ。
どの親も我が子に対しては 「親馬鹿ちゃんりん蕎麦屋の風鈴」 だが、そこは建前と本音をどう使うのかは常識問題であるが、この前局長はそのような常識は持っていなかったらしい。
でもそのようなやり取りはいずれは露見に至るであろうとの最悪のストーリーは考えなかったのだろうか?
本省の局長との立場はかなり上位だと思うが、その椅子にはもう戻ることもできず、「将来の次官候補」 との噂ももう永久に消え失せてしまったが、このような立場の人がなぜこのような行為に及ぶのであろうか?
そしてその影響は家族や身内にも及んで、計り知れない傷跡を残すはずだ。まして日本の教育行政を取り仕切る文科省幹部が 「我が子を不正入学させる」 ことに関わるとは 「官僚の質もこの程度か?」 と、庶民としては到底納得できることではない。
今日の朝刊一面には 『東京医大 理事長・学長 「合格」 指示』 との三段縦見出しだが、世の中、勉強して真面目に入試に努力している受験生からすれば、やり切れない気持ちになることだろう。
今日は朝から雨、散歩も出来ずに早めにブログへの投稿文を作りました。外気温は24度、丁度過ごしやすい陽気ですが、10時半過ぎまだ雨が降っています。
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