日暮らし通信


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美味しかった ほうば寿司

2022年06月06日 11時30分38秒 | 日暮らし通信

発信元:  赤とんぼ






5日午後、クール宅急便で嫁さん (長男の配偶者) 宛に荷物が届いた。

 「お父さん、実家から「朴葉 (ほうば) 寿司」 が届いたので夕食で食べましょう」 とのことなので夕食が楽しみになった。

私たちは5月に男の節句を祝うが、中部地方にある実家周辺では、一ヶ月遅れで6月に祝うそうで、それに合わせて嫁さんの母上様が朴葉寿司を造るのが習慣になっているようで、毎年この頃朴葉寿司が我が家に届く。

だが我が家だけでなく、やはり遠くに嫁いでいる嫁さんの妹さんにも毎年送っているとのことなので、それを造る手間暇は大変なことだろう。

娘が嫁に行ってもう何年も過ぎたのに、そのように毎年送り物をして気遣うのは有り難いことだが親の愛情は何よりも深いものなのだろう。

それ以外にも時々、野菜なども送ってくれる。私たちはその恩恵にも感謝の念を失ってはいけない。

ネットで朴葉寿司のことを検索すると多くの業者がそれを販売していることに驚いた。

朴葉寿司はホオノキの葉で酢飯を包んだ郷土料理である。朴葉は殺菌効果があると言われ、手も汚さずに食べられることから、農作業や山仕事の携帯食として造られたのが始まりと言われている。

酢飯の上に具材を並べるものや、混ぜ込むものがあり、入れる具材も地域や家庭によって異なり、さまざまな味が楽しめるとのことです。

頂いたお寿司は大きな朴葉に二つ折りで包まれていたが、その朴葉は長さ30センチ、横幅が20センチもある大葉、これは山で自生しているホオノキから採ってくるそうです。

写真のように具材が並べられていたが、酢効果で抜群に美味しいご飯、それを後押しする具材の味が何とも郷土特有の旨さを引き出していました。

夕食でこの朴葉寿司を頂きましたが 「母上様、ご馳走さまでした。美味しい朴葉寿司でした」 と、思わずお礼の気持が高まりました。







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      写真説明:  ほうば寿司

      撮影場所:  自宅DKにて  (2022.6.5)