先日、MはDS行きだから私は独り散歩で、空堀川右岸で上流に向って歩いていた。
大沼田橋の近くまで行った時、見知らぬ男性から 「あそこにカワセミがいますよ」 と知らせてくれた。私がカメラを持っていたので好意的に声をかけてくれたのだろう。
その男性が指差す方向に目を移すと、川の流れの中で大きめな石の上に止まっている瑠璃色の羽を纏ったカワセミが見えた。
早速、ズームアップして焦点を合わせたが撮れたのは二枚だけ、無情にもそのカワセミはすぐに上流方向へ飛び去ってしまった。
カラスやキジバトと違って、カワセミやスズメ、ハクセキレイなどの小さな鳥は 「同じ場所に長居は無用」 が鉄則のようでいつも早々と場所替えしてしまう。
だがカワセミの写真は私にとっては貴重品、大事にファイルするつもりだ。
カメラの液晶モニターは3.5インチだから、その場で撮り映えは判らないが、パソコンで拡大して見るとカワセミは 「宝石が飛んでいるようだ」 と私が感嘆する美鳥 (びちょう) だ。
空堀川沿いを散歩するようになってから十数年が経つが、カワセミを見たのはこれで九度目、常時水が流れていればもっとカワセミも飛んでくるだろうが、このところ水の流れが続いているのでまたカワセミにお目にかかれることを期待することにしましょう。
その時撮った写真をアップしたが、残念ながら少しピンボケ、何せ短時間での操作だから充分にピントを合わせる時間も無かった。
二枚は同じような写真だが、私は違った感覚でシャッターボタンを押したはず、その違いは私にだけしか判らない微妙な差が隠されています。
前述したがこのところ空堀川では水の流れが続いている。川は不思議だ。何処でもある勾配を保ちながら、目的は海を目がけて流れている。いつも見ている空堀川の水もやがては柳瀬川と合流、さらに新河岸川に進み、荒川を通して海にそそぐ。
そんな水の流れにカワセミも上流から共に流れ込んだ小魚などを獲って恩恵を受けているのだろう。
九度目のカワセミとの出会いは一瞬の出来事だったが、だがいつもカメラを向けても、自分で納得するような出来映えの写真が撮れないがアマチュアカメラマンだから多くを望まずに地道にシャッターボタンを押すことにしましょう。
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