自分の前に3人客
空席が2
ビミョーな空気
おっと
先に通してくれちゃうの?
では すみません~
お先に~
さて2つのどっちに座るかですよ
右は1人客?
食べ終わりそうじゃない
オレっち先に通しちゃっていいの?
すぐに3つ空くんじゃねの?
左は3人客?
でもこっちも終わりそうだね
ということはだ
3人の後に3人が座るでしょうから
右の1人客が終わった後連席ができるようにと
2つの空席の左に座っておけばよろしいということになりますな
この計算こそ
客側の美学と信じて疑わず
初等教育で何が一番大切な科目って
間違いなく「算数」
人生をスマートに生き抜くために
最も大切なのは
間違いなく「算数」
自分のこれから先の行動の優先順位付けも
ものすごく重要
行動対効果を瞬時に計算
そこに「算数」
ものすごく重要
よし
3人客空いた
1人客も同時ってか やや早
店員の計算ミスはぬぐえませんが
まさにオレ様
計算どおり
えっ?
「向こう奥に移って下さい」って
どして?
なぜに5連チャンを作らねばならんの?
どんな意味があるの?
オレ様より深い 店側の計算があるの?
知りたい
そこを知りたすぎる
今オレ
興味の塊
って
3人客は左右1つずつ空けて
5つの空席の真ん中に座っちゃったよ
職人の感だったようです
ただなんとなくだったようです
それは
職人の勘違いだったようです
我が美学崩壊のとき
オレ様のシナプスを駆け抜けたエナジーは
露とディサピアー
でもね
ここの「もりそば」
今まで食べた大勝軒系列
オレ様の中で最高の具合でした
写真撮影にも熱が入っているのが
自分でもよくわかります
特にあの麺
モチモチと口腔粘膜に吸い付くような表面性状で
歯を跳ね返すようなコシ
量もノーマル440gで偽装の無い440g (写真は小の330gネ)
これで¥650は安すぎる
チャーシューの脂身度
やわらかさ 切り方
麺との絡み具合
最高でした
理想を叶えてくれました
なるとや半卵が入っていないという
そんな大勝軒的ルール違反にも
縫い合わせるように目をつぶりましょう
これからは
大勝軒を思い浮かべるとき
必ずこのお店から思考をめぐらすでしょう
算数を始めるでしょう
空腹具合
自分からの距離
移動時間
開店時間
閉店時間
最近の新店情報
新店の訪問価値
連食の可能性
それはそれは
たくさんの計算をして
結局このお店を選ぶ可能性が最も高いであろうという計算の元
このお店を推したいと思います
店員さんがもっとしっかりと計算してくれるのなら
片手で押しているのを
両手で押すことにしますが
どんなもんでしょうか