俺流塩らーめん＠渋谷 「俺流ランチ」

なんにも
聞かれなかった




タイプとしては
髪はロング（ライスは大）で
豊満よりは華奢な方（昼はニンニク抜き）なのに


そうじゃないので満足させられる
という鬼現実



思慮深いというか
コクのある子を望んでいたけど
サバサバした娘も


この夏の
照りつける日差し
開け放たれた店内
狭いカウンター




「今のあなたに合ってるわよ」


もしかしたら合っているのかも


そう思って
付き合ってみることにした




ショートで
フェロモン大目の
いろんな意味で
処理に困るけど


趣味が違っていても
併せていくのが
今の僕の甲斐性ってヤツ




狭苦しいし
暑苦しいけど
自分からは切れないのが
今の僕の甲斐性ってヤツなのかもしれない


草食か肉食かって




犬って
雑食以外は許されないんでしょ


卵なんか乗せたくないのに
乗せるのしかない


あのときを
思い出している




「お父さんが大きな会社を経営しているの」


だったら逆らう
すべはない




適当にファックをおりまぜて
適当に大学を卒業して
早々に結婚することから始めよう


まずは地方店をまかされ
無くて紆余曲折


レールに乗って
将来を
されない有望視


子供は口を聞いてくれず
妻は激太り


針のむしろで
最後は
食中毒で退陣





的な人生が
走馬灯の様に流れて


ワンパクでもいい たくましく育ってほしい！！


あの金言は
いまこそ僕らに
鳴り響く