こまどり＠新潟県新潟市 「味噌ラーメン＆特製味噌ラーメン」

小さいころは
そびえ立つ高さに
とても上ることができなかった
ブロック壁が
あるとき田舎に帰ってみたら
自分の背より
低かったりして


ひょいと登って
しみじみとしたり


なんて話が
僕はダイスキだけれど





あの頃は
すっごくショッパくて




とても割らずにはすまなかった
超激すり鉢濃厚味噌が





割りスープ
要るのかしら


ってぐらい




あるとき田舎に帰ってみたら
都会のインスパとは
比べ物にならないぐらい
ヘルスだったりして




ひょいと飲み干してみて
次のお店はどこかな




なんて話を
僕がすることになるなんて




恋人よ
幾年が過ぎ
満足できないが
泣かないでくれ




変わってく
ぼくを許して


ぼくは
ぼくは帰れない




寒い地方の人は
漬け物とかヒツゼンで
だから塩分過多で
高血圧が多い


って話も
ダイスキで




そんな話に涙する
木綿のハンカチーフさえ


ぼくは
ぼくは持ってない




都会の絵の具に
染まった心が


ありし日のように


きらめくはずないもの
きらめくはずないもの