やまねこ軒＠学芸大学 「盛岡じゃじゃ麺」

この年にもなると
たとえ経験してないことでも
脳が処理しすぎて
経験したことになっていたりします


その逆なんかもう
冥土の旅の一里塚




行ったことあったっけ
食ったことあったっけ


そんなセリフを放ったら
オレももう終わり


なんて


そう簡単に
終わらないから大丈夫
終われないから大丈夫




オレたちもう
食っちゃったのかな？


バカ野郎！！
まだ箸割ってもいねぇよ！！


たとえ
終わっていたって
セリフが良ければ
ダイジョブなのでした




夢と現実が
交錯しつつ




行ったことのない韓国と
行ったはずなのに忘れている盛岡の




点と線が
全くつながらないような



じゃじゃ麺とかけまして
夢と現実の境がつかなくなった
僕の脳と解きます


その心は




どちらも味噌が
混ざります



混ざりまくる後半に
飽きてくることだけは
どうやら覚えて
いるようで




展開があるだけに




盛岡一枚
上手です



そしてまた
月日が流れて





このじゃじゃ麺が
どんなアンバイだったか
たとえ忘れようとも



お店のおねいさんが
とても優しかった


死んでも忘れないことだって
あるわけなんです