バイクに乗るのが夢でした
17歳のときです
バイト仲間がみんなバイク乗りで
「車の免許もいま通っている」
なんつてね
ホントに
うらやましくてね
一応進学校に通っていた自分は
サスガにバレたら
ヤベェことになるなと
高校卒業と同時に
二輪&四輪 ダブルで取得して
思いっきりアオハルしてやろうと
胸を高鳴らせていたものです
例年のように札幌で
家族で集まっての
のどかな正月
高校卒業したらバイク乗るんだ!!と
うっかり(でもなく)口にした瞬間
この翌年亡くなる爺さんが
そんなのは許さない!!と
烈火のように怒ったんですよね
20人の家族の前で
思いっきり辱められるカタチで
なぜに
年に一度しか会わない爺さまに
ココまで言われなきゃならんのかと
そんなのオレの自由だろうに!!と
憤慨極まりなくも
なんだかんだ従順だった自分は
車に乗ればイイじゃんかと
自分で自分に言い聞かせて
そんな爺さんが亡くなって
同じ職業を選んだというのもあって
いろいろ自分を諌めながら
夢を諦めることにしたのでした
いま思うに
ワタクシ長男の長男でして
バイクなんかで死なれちゃ困ると
爺さん思っていたのでしょうな
その後
幾度となく
教習所のHPを調べては
夢を馳せつつやっぱ諦める
なんてのを繰り返して来ました
アラフォーを超えて
アラフィフになったいま
歳を重ねれば重ねるほど取得は困難
なんてのも聞いたりして
ますます遠い夢になってしまいました
そんな折
あの伊集院のアニキが
54歳にして免許取得
普通二輪免許のみならず
大型二輪免許まで取得したと
ラジオで話しているじゃないですか
アラフィフ超えが
思いっきりバイクライフ
エンジョイしているじゃないですか
他の著名人だったら
聞き流していたかもしんまいけど
そこは心の師匠の
伊集院のアニキだもの
倍プッシュで背中押されましたよ
そうだ
よく考えてみたら
ウチにもう長男いるじゃんか!!
オレってばもう
責務を果たしているじゃんか!!と
気付いたその日に
再び迷いが生まれる前に!!と
30年前の思ひ出の教習所で
入校手続きを済ませていたオレでした
11/26に手続き
翌年1/21教習開始と
そんなに待つんかーい!!
なんつてね
聞いてはいたけど
567の影響もあって
普段の3倍は混んでいると
まあ仕方がないので
中年バイク取得動画をツベりつつ
こんなアラフィフおっさんが
ハタチ周りの若者に混じって
迷惑にならないだろうか
首を長くする
というよりは
不安に不安を上塗りの毎日
二ヶ月後の教習初日は
もうドキムネを超えて
血圧上がりスギて
ぶっ倒れそうになっていたけど
蓋を開けて見ると
30過ぎぐらいのお兄さんと
60過ぎと思われるおとっつぁんに組まされ
2時間の初回教習
意外と似たような境遇のおっさん
多いのかもしんまいなと
引き回しとか
引き起こしとか
そんなんばっか
ヤラされるのかと思いきや
ああオレ
憧れのバイクに跨って
半クラッチとか
2速シフトアップとか
乗っちゃってるー!!
でっかいタンクを
ニーグリップしちゃってるー!!
なんつて感動したものです
そんな60過ぎのおとっつぁんは
センタースタンドも立てられず
初回から再講習
なんとか楽しんだはずのワタクシも
油そばキメたあとは
股関節痛でまっすぐ歩けずと
やはり年齢の壁っていうのを
身を持って感じたりして
その後
一本橋の鬼門
マジ鬼かと
どこのサディスティックが
この課題を考えたのかと
どんだけやってもコツを掴めず
オレってばこんなにダメ野朗だったのかと
再教習に再教習
ダメ出しをカブせられて
ホントに心折れまくりました
不安を思いっきり残しながら
第一段階みきわめクリア
相変わらず
不安を思いっきり残していると
一本橋はニーグリップだけじゃダメです!!
ちゃんとステップに乗らないと!!
馬に乗るようにですね!!
そうです!!
まさにその通り!!
数多の教官の
数多の助言の中
S教官の鶴の一言で
雷に打たれたように覚醒して
8連続クリア
もう大丈夫!!
ようやくこの艱難から開放される!!
と思っていた
卒検一回目
急制動の後のギアの落とし切りミスで
セカンドスタートからの
初速不足の一本橋乗り切れず
見事に脱輪で
オレ一人だけ
問答無用の卒検停止ですよ
折れたね
バッキバキに
「アナタのお陰で目覚めました」
なんて話していたS教官に
「やっぱり一本橋?」
なんて聞かれたときは
あまりの不甲斐なさに
奥歯無くなるかと思いました
卒検二回目のその日まで
お昼のシエスタの度に
常に一本橋がチラついて
脈拍120で一切眠れず
Body batteryは
毎朝30%を切りまくり
ストレスで死ぬんじゃないかと
マジで思ったものです
そして二回目
クランクも問題なし
坂道発進も問題なし
S字なんかは課題でもないです
スラロームは7秒台でしょう
急制動なんかは急でもないです
いやしかし
卒検の最終課題は
いつだって一本橋
コレを渡れば合格なんだけど
ぶっちゃけマジで
これ以上緊張することは
コレまでも
コレからも
まあマイライフには
無いだろうというとこですね
あんまり覚えてないけど
このあとのビール
このあとのビール
それだけをイメージしながら
なんとか渡り切ったようですね
改めて
どこのサディスティックがこの課題を考えたのか!!と
声を大にして言いたい
卒検後
「普通自動二輪」
併記をしてもらうため
そのまま向かった試験場で
空腹に気付いた午後3時
ヤヴァい待ち時間にも
どこぞ苛立ちなど生まれず
ビールは無いのか
当然とはいえ残念だけど
美味いじゃ (゚д゚lll) ないっスカ!!
なんでもないようなことが
シアワセだったと思えるような
ラーメン&カレーセット
さっきまでの曇天が
晴れ上がったような安堵感のもと
戻ってきた日常を
超激マンキツしている自分がいました
その後
S教官にお礼に伺ったりして
ボク達だって
いろんな試験で苦しんでの今なんですよ
なんつてね
いままで見せてくれなかった笑顔で
ノンケのオレでも
マジ惚れてまうやろ
そしてそのまま
大型二輪の入校手続きデスよ
乗れない人生から乗れる人生に
もうひとまわり
磨きを入れるために
ガンバリたいと思います
ヤラない人生からヤル人生に
大切なことをいま再び
思い出せたかもしれません
17歳のときです
バイト仲間がみんなバイク乗りで
「車の免許もいま通っている」
なんつてね
ホントに
うらやましくてね
一応進学校に通っていた自分は
サスガにバレたら
ヤベェことになるなと
高校卒業と同時に
二輪&四輪 ダブルで取得して
思いっきりアオハルしてやろうと
胸を高鳴らせていたものです
例年のように札幌で
家族で集まっての
のどかな正月
高校卒業したらバイク乗るんだ!!と
うっかり(でもなく)口にした瞬間
この翌年亡くなる爺さんが
そんなのは許さない!!と
烈火のように怒ったんですよね
20人の家族の前で
思いっきり辱められるカタチで
なぜに
年に一度しか会わない爺さまに
ココまで言われなきゃならんのかと
そんなのオレの自由だろうに!!と
憤慨極まりなくも
なんだかんだ従順だった自分は
車に乗ればイイじゃんかと
自分で自分に言い聞かせて
そんな爺さんが亡くなって
同じ職業を選んだというのもあって
いろいろ自分を諌めながら
夢を諦めることにしたのでした
いま思うに
ワタクシ長男の長男でして
バイクなんかで死なれちゃ困ると
爺さん思っていたのでしょうな
その後
幾度となく
教習所のHPを調べては
夢を馳せつつやっぱ諦める
なんてのを繰り返して来ました
アラフォーを超えて
アラフィフになったいま
歳を重ねれば重ねるほど取得は困難
なんてのも聞いたりして
ますます遠い夢になってしまいました
そんな折
あの伊集院のアニキが
54歳にして免許取得
普通二輪免許のみならず
大型二輪免許まで取得したと
ラジオで話しているじゃないですか
アラフィフ超えが
思いっきりバイクライフ
エンジョイしているじゃないですか
他の著名人だったら
聞き流していたかもしんまいけど
そこは心の師匠の
伊集院のアニキだもの
倍プッシュで背中押されましたよ
そうだ
よく考えてみたら
ウチにもう長男いるじゃんか!!
オレってばもう
責務を果たしているじゃんか!!と
気付いたその日に
再び迷いが生まれる前に!!と
30年前の思ひ出の教習所で
入校手続きを済ませていたオレでした
11/26に手続き
翌年1/21教習開始と
そんなに待つんかーい!!
なんつてね
聞いてはいたけど
567の影響もあって
普段の3倍は混んでいると
まあ仕方がないので
中年バイク取得動画をツベりつつ
こんなアラフィフおっさんが
ハタチ周りの若者に混じって
迷惑にならないだろうか
首を長くする
というよりは
不安に不安を上塗りの毎日
二ヶ月後の教習初日は
もうドキムネを超えて
血圧上がりスギて
ぶっ倒れそうになっていたけど
蓋を開けて見ると
30過ぎぐらいのお兄さんと
60過ぎと思われるおとっつぁんに組まされ
2時間の初回教習
意外と似たような境遇のおっさん
多いのかもしんまいなと
引き回しとか
引き起こしとか
そんなんばっか
ヤラされるのかと思いきや
ああオレ
憧れのバイクに跨って
半クラッチとか
2速シフトアップとか
乗っちゃってるー!!
でっかいタンクを
ニーグリップしちゃってるー!!
なんつて感動したものです
そんな60過ぎのおとっつぁんは
センタースタンドも立てられず
初回から再講習
なんとか楽しんだはずのワタクシも
油そばキメたあとは
股関節痛でまっすぐ歩けずと
やはり年齢の壁っていうのを
身を持って感じたりして
その後
一本橋の鬼門
マジ鬼かと
どこのサディスティックが
この課題を考えたのかと
どんだけやってもコツを掴めず
オレってばこんなにダメ野朗だったのかと
再教習に再教習
ダメ出しをカブせられて
ホントに心折れまくりました
不安を思いっきり残しながら
第一段階みきわめクリア
相変わらず
不安を思いっきり残していると
一本橋はニーグリップだけじゃダメです!!
ちゃんとステップに乗らないと!!
馬に乗るようにですね!!
そうです!!
まさにその通り!!
数多の教官の
数多の助言の中
S教官の鶴の一言で
雷に打たれたように覚醒して
8連続クリア
もう大丈夫!!
ようやくこの艱難から開放される!!
と思っていた
卒検一回目
急制動の後のギアの落とし切りミスで
セカンドスタートからの
初速不足の一本橋乗り切れず
見事に脱輪で
オレ一人だけ
問答無用の卒検停止ですよ
折れたね
バッキバキに
「アナタのお陰で目覚めました」
なんて話していたS教官に
「やっぱり一本橋?」
なんて聞かれたときは
あまりの不甲斐なさに
奥歯無くなるかと思いました
卒検二回目のその日まで
お昼のシエスタの度に
常に一本橋がチラついて
脈拍120で一切眠れず
Body batteryは
毎朝30%を切りまくり
ストレスで死ぬんじゃないかと
マジで思ったものです
そして二回目
クランクも問題なし
坂道発進も問題なし
S字なんかは課題でもないです
スラロームは7秒台でしょう
急制動なんかは急でもないです
いやしかし
卒検の最終課題は
いつだって一本橋
コレを渡れば合格なんだけど
ぶっちゃけマジで
これ以上緊張することは
コレまでも
コレからも
まあマイライフには
無いだろうというとこですね
あんまり覚えてないけど
このあとのビール
このあとのビール
それだけをイメージしながら
なんとか渡り切ったようですね
改めて
どこのサディスティックがこの課題を考えたのか!!と
声を大にして言いたい
卒検後
「普通自動二輪」
併記をしてもらうため
そのまま向かった試験場で
空腹に気付いた午後3時
ヤヴァい待ち時間にも
どこぞ苛立ちなど生まれず
ビールは無いのか
当然とはいえ残念だけど
美味いじゃ (゚д゚lll) ないっスカ!!
なんでもないようなことが
シアワセだったと思えるような
ラーメン&カレーセット
さっきまでの曇天が
晴れ上がったような安堵感のもと
戻ってきた日常を
超激マンキツしている自分がいました
その後
S教官にお礼に伺ったりして
ボク達だって
いろんな試験で苦しんでの今なんですよ
なんつてね
いままで見せてくれなかった笑顔で
ノンケのオレでも
マジ惚れてまうやろ
そしてそのまま
大型二輪の入校手続きデスよ
乗れない人生から乗れる人生に
もうひとまわり
磨きを入れるために
ガンバリたいと思います
ヤラない人生からヤル人生に
大切なことをいま再び
思い出せたかもしれません