人生トワイライト

ヴァンパイア映画「トワイライト」シリーズ、
やっぱり、今回も観てしまった。

心地良い、レトロなサウンドが流れ、
「守る」、「殺す」、という言葉が、くり返される。

ベラのメイクが、アカ抜けてきちゃった。
彼女は、少しどん臭い方がいいのに。

ジェイコブは、ベラつながりなら、
相手が赤ん坊でも、一目ボレか?
「刻印」って、「運命の人」みたいな意味だよね?

母性って、本当に、女ならではの本能だ。
男どもに、「ソレ」呼ばわりされると、
ベラの子供と言えども、腹立つ。

そうは言っても、子供嫌いな私は、
隣のガキが走り回ると、
うるさくて、本当にイライラする。

育児放棄で、2人の子供を餓死させた、若い母親が、
懲役30年の、実刑判決を受けたが、
逃げてもいいから、
「せめて人の多い場所に、置き去りにしていたら…。」と思った。

母性のある、女の方がむしろ、
子供の死よりも、彼女の精神を、哀れむ。

「好き」とか「嫌い」は、頭で考えていても、
「守る」、「殺す」は、誰もが持つ本能ではないか。

本能は、揺れている。
守るべきものを、殺したいと思う瞬間もある。

ベラとエドワードのハネムーンなんて、絵空事だと思っていても、
恋していたかった、あの人を信じていたかった、という気持ちを、
忘れたくないから、観に行ったのかもしれない。

今はもう、「守る」ものが、思い出せない。
毎日、何かに、腹を立てている。
心の中でだけ、「殺す」と思ったりする。

ドラマを見て笑っても、周りを見て笑う事は無い。
私自身を、哀れむ。(泣)

○歳のハローワーク

「やり直しじゃねーか! この、給料ドロボウ!!」

廃業を決めた家族が、新しいバイト先で、トラック運転手に怒られた。
でも、ハザマカンペイ似だから、恐くなかったらしい。(笑)

それがキッカケで、単純な力仕事に回されたりして、
かえって、気が楽になった様子。

やりたい仕事につける人なんて、ほんのわずかだ。

私の貯金は、どんどん減っていくし、やる事は増えるし、
食事以外は、ほとんど休めない。
疲れた。　眠い。　髪も、ボサボサ。

デパート内を、フラフラしていると、みつけてしまう欲しい物。
レイジースーザンの、馬革の、カラシ色の編み込みバッグ。
25000円、無理だ。

もう、何も買えない。
生きるのに必要な事でしか、お金は使えない。

ドラマだけが休息

「13歳のハローワーク」は、面白かった。
ドタバタでも、真剣な内容だったし。

桐谷美玲、可愛い!
バブリーな服に、気の強いキャラ、似合ってた。

「運命の人」は、たいして面白くはなかったが、
好き合っていた男女が、裁判で、別々に取り調べを受けた時、
どれだけ相手を信じられるかって、難しいと思った。

好きな人と、関わっていた時は幸せでも、
離れた時の事は、トラウマだから。
本当は、そういう人だったのかもって、思ってしまう。

「最後から二番目の恋」は、後半、面白くなった。

飯島直子は、演技してる時の方が、面白い。
昔なら、中井貴一とキョンキョンなんて、考えられなかったけど、
今の年令だと、見ていて落ち着く。

浜崎あゆみのエンディングも、しみじみとして良い。

you don't know   you don't know
how beautiful you are
あなたが　思うよりも―
あなたは　ずっと美しいから

今の私に、そんな慰めは、切な過ぎる。