先日、NHKの特集で、久しぶりに、上祐さんを見た。
あまり、変わっていなかった。
当時、私は、彼の事を、割と気に入っていた。
他の信者は、イッちゃってる感があったが、
上祐さんは、「自分」を持っている気がしたから。
確か、取り調べ中、
「オウムを辞めて、自分で、別な宗教団体を作ったら。」と、言われたらしいから、
周りも、彼はマトモだと、認めていたんだろう。
3年の服役など、修行に比べれば、
屁のカッパだったに違いない。
麻原に、「ポアする側か、される側か、どっちか選べ。」と言われ、
迷ったと語っていた。
脱退しようとして、殺された信者がいたんだから、
選択肢など、あってないようなものだ。
何と言われようと、今も、宗教家であり続ける上祐さんは、
正大師だっただけはある。
危険な教団で、幹部だったにもかかわらず、死刑囚にならなかったのも、
彼の生き方が、どこかで、運命を大きく左右したのではないか。
村井刺殺を命じた黒幕は、誰だったのか。
未だに、誰も触れようとしない、その方が恐い。
本当に恐い事は、誰も噂しない。
教団の暴走は、単に、麻原の人間憎悪じゃないのか。
でも、人を憎み、殺したところで、
世の中が、自分の思い通りになるはずもない。
せちがらい世の中
不正受給でもない、生活保護でモメるより、
子供が、親に関わらない事を、問題にした方がいいんじゃないか?
「サンデージャポン」で、太蔵と片山さつきが、言い合っていたが、
どちらの言い分も、正しい。
毒舌のはずの太田が、穏やかな目で仲裁するほど、真剣だった。
間違っていない2人が、争わなければならない世の中って、何だ?
この、せちがらい世の中に、涙が出た。
生活って、ちょっとした状況の変化で、大打撃を受けたりする。
事情も知らず、あおられて騒ぐバカどもは、
麻原でなくても、ポアしたくなる。
人嫌いが加速
道を歩いていても、他人にゾッとしてしまう。
夜だというのに、又、隣のガキが、うるさい。
大人まで、はしゃいでいる声がする。
寿命が縮む!
クソガキ、死ね!
何かあっても、私は、隣の子供は助けないと思う。
周りに迷惑をかけて、平気な人は、
それがいずれ、自分にはね返ってくると、思っていた方がいい。
何も当てにせず
行政も、宗教も、会社も、当てにしてはならない。
あいりん地区には、貧困でも、
「やっていけてるのに、何で、生活保護を受ける必要があるんだ。」という、
ポリシーの人もいる。
パナソニックの社員は、リストラされるが、
時給900円の家族は、今日も忙しい。
「人は悪しきもの」という、事実を受けとめ、
何も当てにしなければ、損した感も無い。
私は、老人になっても、
疲れたサラリーマンに、席をゆずってもらおうなどと思わない。
今だって、空いていれば、もちろん座るし、
ゆずる事も無く、寝るけどね。(笑)