1月18日 佐賀新聞
佐賀平野で「麦踏み」最盛期 全国有数の“麦”の産地
全国有数の麦の産地として知られる佐賀平野で、幼い麦の茎葉を上から踏みつけて根の張りをよくする伝統の
「麦踏み」が最盛期を迎えている。
佐賀県内は17日、唐津市と伊万里市で最高気温16・6度を観測するなど3月並みの暖かさとなり、
青空の下で専用のローラーに乗って麦畑を往復する姿が各地で見られた。
佐賀市東与賀町で大麦を育てている農家の光富定(さだむ)さん(70)は、
18日から雨の予報が続くため、「今日のうちに済ませておこう」と麦踏みに追われていた。
「乾きすぎて成長が少し遅れている箇所もあるので、今度の雨で育ってくれれば」
と“恵みの雨”に期待を込め、機械を巧みに操っていた。
麦踏みは2月ごろまで続き、その間には雑草の抑制や麦の倒伏を防ぐための土入れ作業も行われる。
https://news.yahoo.co.jp/articles/9e1689be224522e4de7bcd3c834168ddc6548a20
小麦栽培の資料