平成29年11月25日 さんデジ
美作大創立50周年で記念式典 地域貢献へさらなる飛躍決意
美作大(津山市北園町)の創立50周年記念式典が25日、同市新魚町のベルフォーレ津山で開かれた。
教育の充実と地域貢献へさらなる飛躍を誓い、地方を支える拠点大学となることを宣言した。
在学生や卒業生、政財界などの約700人が出席し、鵜崎実学長が「皆さまから厚い信頼をいただき、今日に至ることができた。
地域の期待とニーズに応える大学づくりを進めていきたい」とあいさつ。
美作学園の藤原修己理事長は「地域をキャンパスとし、共生していく決意を新たにした」と述べた。
伊原木隆太知事、宮地昭範市長らの祝辞に続き、記念事業の企画として5月に学外で行った「市民キャンパス」の様子を上映した。
美作地域の創生に向け、人材育成や医療、福祉、産業振興を進めるため、県美作県民局と管内10市町村、津山高専(同市沼)とで包括連携協定を締結したことも発表された。
美作大は1967年、美作女子大として創立。
2003年に男女共学化し、現名称となった。
現在は1学部3学科に909人が在籍、卒業生は5657人に上る。
同時に開園した美作大付属幼稚園も50周年を迎えた。