令和4年11月23日
ワールドカップ 日本、ドイツ破る金星発進 浅野決勝ゴール
勝利の笛が鳴り響くと、スタジアムの半分ほどを占める日本サポーターの大歓声が響き渡った。
90分を戦い抜いた選手は芝をたたき、何度も両こぶしを掲げた。
日本は初戦で、W杯で4度の優勝を誇るドイツに2-1で大金星を挙げた。
「世界に大きなサプライズを起こせたら」。
前日会見の吉田の言葉を体現し、世界を驚かせて見せた。
前半と後半の試合展開に大きな違いがあり、大きかったのは、森保一監督の采配だ。
布陣変更や選手交代が、さえに、さえた。
後半30分に同点ゴールを決めた堂安律、同38分に決勝点をたたき込んだ浅野拓磨。
どちらも、後半途中からの出場だった。
その交代策はもちろんだが、決定的に試合の流れを変えたのは、後半開始時のシステム変更だった。
ビデオリサーチ社が24日発表した。
NHK総合で23日に放送されたサッカーFIFAワールドカップ(W杯)カタール大会「日本×ドイツ」中継の番組平均視聴率(関東地区)は
世帯で35・3%、個人で22・1%だった。
世帯の瞬間最高視聴率は、試合が終了し、強豪ドイツに勝利が決まった午後11時59分で、40・6%だった。