先月の北朝鮮へのサイバー攻撃は米国ハッカーが個人で報復した！？

米ハッカー個人で北朝鮮へ報復!?

北朝鮮の主要機関サイト数十カ所サイバー攻撃!

　米国ＩＴ専門メディアのＷＩＲＥＤが先月に北朝鮮の主要機関のウェブサイト数十件を麻痺させたサイバー攻撃が米国人ハッカーによるものと２日に報道しました。

　このハッカーはID『P4x』という匿名希望で名乗りを上げたようで、主要なサーバーとルーターに狙いを定めて全自動のDOS攻撃をプログラムし、パジャマのズボンにスリッパ履きでときどき様子を見ながら延々回していたと言っていて、証拠も示したようです。

　彼によりますと、昨年１月にハッカー仲間が送ったファイルを通じて北朝鮮のハッキング攻撃にさらされたようですが、米国政府が具体的な対応に出ないことに深い不安を感じ、最終的に個人的に報復したようです。

　彼は今回の攻撃が米国の国内法（コンピュータ詐欺と乱用防止法）に違反した可能性があるという事実を認めたらしいのですが、その一方で『良心の呵責はない』とメディアに話してるようです。

　何か複雑ですね・・・
　国に協力しているいわゆるホワイトハッカーも一個人ですから、相手から猛攻を仕掛けられても、国が守ってくれなければ・・・心情は理解できますよね・・・

　ただ、彼の行動により、事が悪い方向へと動いてしまった場合を考えると・・・恐ろしい気もしますが・・・